治験バイトは、日帰りタイプと入院タイプがあり、比較的報酬が高いことから入院タイプの人気が高いです。
ですが、入院中どのように過ごすのか、参加条件など気になりますよね。
そこで、今回は、実際に実際に治験バイトで入院した私が入院中の1日の流れや報酬の金額などについて紹介していきます。
この記事を最後まで読むことで入院タイプの治験バイトの以下の3つについて理解できます。
- 入院タイプの治験バイトの報酬
- 治験バイトで入院できる人の条件とは??
- 入院中の1日の過ごし方
治験バイトのオススメ募集サイトランキングベスト8【2024年版】 治験バイトで大学生の死亡事故が起きてる!?副作用や後遺症が残ることもある??
目次
治験バイトの入院と日帰りの違い
治験には日帰りと入院の2つの形態があります。
日帰りの治験は治験施設に通院し、必要な薬剤を使用し一定時間経過後に自宅で生活を続ける形態です。
体調への影響が低く、日常生活にほとんど影響がありませんが、報酬は限られています。
一方、入院する治験は施設に入院し薬を使用した後、密な経過観察を行う形態です。
より多くの報酬が得られる反面拘束時間も長くなります。
治験の要件や個人の体調、生活から検討し、自分に合った形態の治験を選びましょう。
入院と日帰りの違い | ||
---|---|---|
日帰り | 入院 | |
報酬金額 | 安い | 高い |
拘束時間 | 短い | 長い |
入院タイプの治験バイトを行うメリット
入院タイプの治験バイトを行うメリットは以下の3つになります。
- 報酬が高い
- 生活費がかからない
- 医師や看護師が待機している
それぞれ解説していきます。
報酬が高い
治験バイトで入院することの魅力の一つは、高額の報酬です。
入院する治験は日帰りの治験に比べて報酬が格段に多く、参加者は経済的に大きな利益を得ることができます。
この報酬は、治験への参加とその期間に応じて支払われ、まとまった金額として受け取ることができるため、貯金や大きな支出に充てるのに適しています。
経済的な余裕を求める人にとって、治験バイトで入院することは魅力的な選択肢と言えるでしょう。
副業おじさん
生活費がかからない
治験バイトの入院する治験に参加することで、日常生活の費用が大幅に削減されます。
入院期間中は、生活に必要な食事や電気などが主催団体によって提供されるため、これらの費用を心配する必要がありません。
通常の生活では支払わなければならない高熱費や食費がかからないため、参加者は入院期間中に浮いた費用を他の用途に充てたり、貯金に回したりすることができます。
生活費が浮くことは入院する治験の魅力的な要因の一つです。
医師や看護師が待機している
治験で人に投与される薬は動物実験などを経て安全性が確認されているため、大きな体調不良が起きることは稀です。
しかし、薬を飲んで体調不良を起こす可能性はあるため、入院する治験では医師や看護師が宿泊施設内に常駐して治験参加者の健康状態を定期的にモニタリングします。
万が一、体調に急変があった場合でも、医療専門家がすぐに対応できるため、参加者は安心感を持って治験に参加できます。
この点は特に健康に不安を抱える人々にとって、入院する治験に参加する際の大きな利点です。
副業おじさん
治験バイトで入院するデメリット
先ほど、治験バイトで入院するメリットを紹介しましたが、以下の2つのデメリットもあります。
- 知らない人との団体生活が求められる
- 他の仕事との日程調整が難しい
知らない人との団体生活が求められる
治験バイトでの入院は、長時間知らない人たちとの団体生活を要求することがあり、団体生活が苦手な人にとっては苦痛に感じることがあるかもしれません。
治験施設での生活は他の参加者との交流は限定的であるものの、一緒に過ごす時間が長く、個人的なスペースやプライバシーを重要視する人にとってはストレスの源となります。
治験バイトへの参加を考える際には、自分の性格や生活スタイルが合っているかを検討することが重要です。
副業おじさん
他の仕事との日程調整が難しい
治験バイトで入院する場合、他のバイトや仕事との日程調整が難しいことがあります。
特に長期の入院が必要な治験は、通常のバイトと掛け持ちすることが難しく、また、治験は行ってから数か月は他の治験に参加できないことも多いため治験バイトのみで全ての生活費を賄うことは難しく、結果的に収入が不安定になってしまう可能性があります。
このため、入院する治験を検討する際には、経済的な影響やタイミングをよく考える必要があります。
治験バイトの入院の報酬はいくら??
治験は薬が承認されて流通する前の臨床試験として行われ、参加者には報酬が支払われます。
治験バイトの報酬はその内容や治験の期間によって異なりますが、一般的には1日に2万円前後が相場とされています。
この報酬は、治験への参加者の時間や労力、リスクを考慮して設定されています。
報酬額は主催団体や治験の性質によっても変動しますが、特に入院する治験や長期の治験では報酬が高く設定されることが一般的であり、参加者はそれなりの報酬を期待して良いでしょう。
治験バイトで入院できる人の条件とは??
誰でも入院タイプの治験バイトをできるわけではありません。
以下の条件を満たしている人だけ入院できます。
- 持病が無く健康であること
- 団体生活で問題を起こさないこと
- 投薬する病気の対象となっていること
持病が無く健康であること
治験バイトで入院するための条件の一つは、持病が無く健康であることです。
実際、多くの治験は健康な人々を対象に行われています。
持病がある場合や常に服薬している薬がある場合、既存の疾患が治験の結果に影響を与えたり、副作用や薬の相互作用によって体調が悪化するリスクもあるため、健康な状態の参加者が求められます。
また、肥満や極端に痩せている人、喫煙者も治験対象から外れることがあるので注意が必要でしょう。
これは治験の結果を正確に評価するためにも、参加者自身の安全を守るためにも重要な条件になります。
団体生活で問題を起こさないこと
治験バイトで入院する際、参加者は施設内でルールや規制に従う必要があります。
治験期間中は治験の結果が正しく測定されるために就寝時刻や外出制限などのルールが設定されており、これらに違反すると報酬が支給されないこともあります。
また、当然ながら治験バイト中に他の人と揉め事を起こす人もその時点で治験に参加できなくなります。
入院する治験バイトに参加する人は団体生活で問題を起こさず、協力的でルールを守る姿勢が求められると言えるでしょう。
投薬する病気の対象となっていること
治験バイトに参加するための条件の一つは、治験対象の病気や症状を持っていることです。
これは健康な人を対象とした治験バイトとは異なり、例えば、高血圧の治療薬の治験で高血圧の症状を持つ人が求められることがあります。
ただし、治験バイトのためにわざわざ病気になることはおすすめできません。
また、もし条件に合致する病気や症状を持っている場合でも、慎重に治験への参加を検討し、医師の意見を聞くことが重要です。
治験バイトの入院はどんな案件が多い??
治験バイトでの入院案件は多岐にわたりますが、一般的なタイプとして次のことが挙げられます。
- 新薬の安全性と有効性を評価するための治験
- 特定の疾患や感染症に対する治療法の開発
- ワクチン試験
- 生活習慣病の予防や管理に関する治験
総じて薬を飲んだり注射することで接種して、その後の経過観察を行っていく、というスタイルが多いです。
これらの治験バイトでは高額な報酬が支給されますが、厳格なルールに従う必要があります。
治験バイトの入院中の過ごし方は??
治験バイトで入院する場合、1日の流れは通常以下のようになります。
読書、テレビ視聴、ゲーム、または他の参加者との交流ができます。
携帯ゲーム機やPCを持ち込むことが出来たり施設内に漫画や雑誌が準備されていることがほとんどなので、暇つぶしには困らないでしょう。
体調の変化や副作用の有無を確認します。
入院タイプの治験では日々の生活が厳密なスケジュールに従っており、治験の内容や要件によっては、さらに詳細な日程や活動が設定されることがあります。
治験バイトで入院する前に気になること
今から入院タイプの治験バイトを始めようと思っている方が気になることについて回答してみたので、参考にしてみてください。
入院期間はどれくらい??
治験バイトの入院期間は、治験の性質や目的によって異なり、通常は2,3日で終わるものもあれば数週間にわたるものもあります。
また、入院が終わってからも通院して経過報告が必要な案件もあり、こちらの期間も1度だけ通院というケースから1週間おきに1か月間の通院が必要となるものなど様々です。
治験参加者は入院期間中、喫煙や飲酒の禁止など様々な制限を受けるため、個々の案件により異なる入院期間を理解した上で、参加を決定しましょう。
お風呂は入れるのか
治験バイト中も入浴は可能なケースがほとんどですが、バスタブがなくシャワーのみが用意された施設も多いです。
また、入浴時間は定められていることがほとんどで、治験の種類によっては厳密に一人あたりの時間が定められていることもあります。
しかも、投薬直後は経過観察を優先するため入浴の時間は治験によって午前になったり昼になったりと様々に変化します。
入浴時間自体は身体を清潔に保つのに十分な時間が確保されている場合がほとんどですので、その点は安心して良いと言えるでしょう。
どんな食事が出るのか
治験で出る食事は様々で、施設や主催団体によっても異なります。
毎食弁当が出るところもあれば調理場で調理された食事が出る施設もあります。
また、病院で行うタイプの治験では通常の病院食が出るでしょう。
筆者の経験では、味については当たりはずれがあります。
しかし、総じて言えることは比較的栄養バランスが整った食事が出るということです。
そのため普段不健康な食事をしている人は、試験バイト後に少し健康になっていることもあるでしょう。
途中に帰れるのか
治験の途中で帰ることはできますが、その場合報酬は支払われません。
治験はあくまで薬を使用した後の経過観察を記録するためのものです。
そのため、一度帰宅して監視できない状況になってしまうと、異常値が出たときに何が原因かわからなくなり、治験の意味がなくなってしまいます。
治験中は暇な時間も多いことから、家に帰って何かするのではなく治験施設にPCやスマホを持ち込んで治験施設でもやりたいことが出来るようにすることが重要です。
入院案件が豊富なオススメの治験サイト3選!!
入院案件が豊富な治験サイトを3つ紹介していきます。
治験バンク
治験バンクは平成20年2月に設立した会社で、関東や九州の案件を数多く取り扱っています。
治験が初めての人に向けた情報を豊富に揃えているので初心者でも安心して参加できる、初めて治験バイトをする人に優しいサイトと言えます。
治験の報酬である謝礼金の記載も細かく載っているので興味がある人は一度見てみることをオススメします。
また、在宅での製品モニターの募集もあるので登録だけしておいて興味がある案件があれば参加する、といった活用も良いでしょう。
高額案件豊富!!
コーメディカルクラブ
コーメディカルクラブは1987年に北里研究所病院のボランティア会として発足したそうです。
このサイトの特徴は取り扱う治験の種類の多さにあります。
特定の疾患を対象にした治験が数多くあるため、健康体でない人や自分の疾患に関する治験に興味がある人も、一度見てみると良いでしょう。
こちらのサイトでは治験の報酬の目安が負担軽減費として明示されていますので、治験バイトで稼ぎたいという人は参考にしてみてください。
コーメディカルクラブで治験をした私が安全性や評判などについて紹介します
手軽に申し込み可能!!
チヨダモニター倶楽部
チヨダモニター倶楽部は、投薬の治験ではなく健康食品やサプリメントなどのモニターを募集しています。
そのため、投薬を行う治験とは異なり体調変化のリスクは低くなりますが謝礼金も低い傾向にあります。
投薬を伴う治験バイトに抵抗感のある人や、簡単な治験バイトをとりあえず体験してみたいという人にオススメのサイトです。
またまだ世に出ていないサプリメントや化粧品をお得に体験できる場でもあるので、新しいものが好きな人にもおススメです。
女性に人気!!