プー太郎
副業おじさん
今回は、このカゴメ株式会社が副業を解禁した理由や、副業を始めるための条件などを紹介していきたいと思います。
- カゴメに就職したい
- カゴメは副業できるの??
- 副業可能な企業を探してる
この記事は、このような方にオススメの内容となっております。
目次
カゴメの社員ってどんな仕事をするの??
カゴメ株式会社は、飲料や食品・調味料を製造販売する大手総合メーカーです。
商品は、野菜生活100やトマトソースなどが有名です。
社員は、基本的に総合職コースとして幅広い職種・勤務地を経験する前提で採用をされています。
また、総合職コースの中でも具体的に職種が決められています。
- 研究技術系総合職
- 事務系総合職
研究技術系総合職
イノベーション本部や工場で入社時は学び、その後本人の適性に応じて下記の部門にそれぞれ配属されます。
- 事務系総合職
- 生産調達部門
- 加工技術開発
- エンジニアリング
- 品質管理など
事務系の部門に配属される場合もあります。
事務系総合職
基本、国内のスーパーマーケットなどの小売店及びレストラン・ファーストフードなどの営業担当として入社時は勉強をします。
その後は本人の適性に応じて下記の部門に配属されます。
- 営業
- マーケティング
- 商品企画
- 宣伝
- 広報など
カゴメの社員の給料
カゴメの平均年収は2019年のものが直近で有価証券報告書に記載されており、767万円でした。
日本全国で雇用されている人全員の平均年収は約500万円であるためカゴメは比較的、高水準だと言うことがわかります。
また、過去5年間の平均年収の推移は以下の通りです。
平均年収
- 2019年:767万円
- 2018年:774万円
- 2017年:782万円
- 2016年:742万円
- 2015年:699万円
2015年の時点で全体と比較すると少し減っているようですが、その後は740万円~780万円程度で安定しています。
平均年収はあくまでもカゴメで雇用されている全社員の平均値であるため、入社したばかりでこれほど多くの給料が貰えるわけではありません。
また給料やボーナスは、業績、入社して何年目か等の本人の状況で変わります。
カゴメが副業解禁をした理由
カゴメは2019年4月に人事制度改革の取り組みとして副業を解禁しています。
副業制度を設けるキャリア志向としては、一か所に限定されないキャリア構築の機会を提供することです。
キャリアを作っていく上で、あるべき未来の理想の働き方を下記のように発表しています。
『多様化する「個人の価値観」に応じて柔軟に選択できるような働き方のオプションを持ち、一人一人が自分のキャリアを自分で決めるようになること』
「働き方改革」のためだけはなく「暮らし方改革」も推進し、トータルした自分の「生き方改革」のために動き出して欲しいという意味が込められています。
また、時間を個人に振り分けることで充実した人生にして欲しいという想いがあります。
カゴメの寺田社長も定時株主総会で下記のように話をしています。
「働き方改革は生き方改革。社員が可処分時間を増やし、より豊かな人生を送ること望むのならば副業解禁も当然。新たな知見や経験を本業に活かしてもらいたい」
カゴメで副業を始めることができる条件
カゴメで副業を始めることができる条件として下記の制約事項があります。
- 入社2年目以上
- 新卒は4年目以上
- 年間総労働時間1,900時間未満
- 副業可能な時間数はカゴメでの残業時間と合算して上限45時間/月
まず、新人の時期は副業をすることができません。
カゴメで社会人としての基盤を作ってから社外で経験を積んで欲しいということでしょう。
次に年間総労働時間1,900時間未満と言う条件や、カゴメの残業時間と合算して上限45時間/月の副業労働時間と言う条件は、社員の健康状態と守るためだと言えます。
長時間残業の健康管理水準と同水準です。
それ以外の細かい条件はなく、全社員が対象で仕事内容にも大きな制限は設けられていませんでした。
また、他社と雇用契約を締結する副業も可能です。
副業などの人事制度が進んだ先には、個人が自分の価値に応じて多様な働き方ができるような環境づくりを作りたいという想いがカゴメにはあります。
社員が自分のキャリアを自分で決めることで、会社と個人がフェアで対等な関係を目指しています。
カゴメで副業を始めるための申請方法
カゴメで副業を始める際には、申請を行う必要があります。
まず、申請を行う前に、副業制度の目的を理解しておきましょう。
確かな情報は出ていませんが、申請をする際に副業を始めたい動機を聞かれる可能性があります。
動機を聞かれた時に、会社の考えと副業を行いたい本人の動機がずれていれば申請が通らないかもしれません。
カゴメが出している副業制度の目的は以下の通りです。
- 自己研鑽による自立したキャリア構築の一助とする
- 社外での学びや経験をカゴメキャリアへ活かす
- 総労働時間の削減により増える個人の可処分時間を有効活用する
特に、カゴメキャリアへ副業の学びを活かす点については、すぐに答えられない人もいると思うので、事前に考えを整理しておきましょう。
また、個人の時間を有効活用する点では、総労働時間を削減できた人が副業できるという意味合いになります。
条件にもあった通り、副業可能な時間数はカゴメでの残業時間と合算し上限45時間/月までと決まっているため時間を有効活用するという目的も認識しておきましょう。
カゴメグループに属している会社全てが対象なのか??
カゴメグループには複数の関連会社があり、海外にもカゴメグループの企業はあります。
しかし、今までご紹介した副業についての内容は全てカゴメ株式会社のみに適用されているものでグループ全体では副業は解禁されていません。
グループ会社と言っても、全て違う会社が集まっているため、それぞれに就業規則や人事部が存在します。
副業や労働規則についても、それぞれの規則で決定されているためカゴメグループで一律して副業を解禁するという取り組みはしていませんでした。
ただし、グループにはカゴメ株式会社と同じ志を持った企業が集まっています。
将来同じように副業が解禁される企業もグループから出るかもしれません。
国としても副業を推進する動きがあるため、これから先の情報を随時確認していく必要があります。
カゴメの社員におすすめの副業例
カゴメの社員におすすめの副業をご紹介します。
ブログ運営
ブログ運営は、自分でブログを開設し広告収入を得る方法です。
自分の趣味や経験、好きなこと等、WEB上の読者が興味のありそうな記事をブログに書けるかどうかが収入を得るカギとなります。
自分で考えた内容を文字として発信していくため、文章を書くスキルや読者の動向を見定めるマーケティング力が付きます。
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指導者
趣味やコミュニケーション力を活かして、誰かに何かを教える指導者もおすすめです。
例えば、学生時代や趣味で行っているスポーツのインストラクター、自分の知識や考え方を伝えるためセミナーを開く講師をしてみるのも良いでしょう。
誰かとコミュニケーションを積極的にとることは、本業でも社外社内に関わらず活かせるスキルとなります。
資産運用
資産運用には、株式投資や不動産投資など多くのものがあります。
まずは少額から始められるクラウドファンディングがおすすめです。
資産運用はどの分野を行うにしても社会の状況をニュースなどで把握しておき、損をしないように瞬時に対応をする必要があります。
社会人として本来知っておくべき社会の現状を副業を通して学ぶことができるため、本業にも十分活かせる知識となります。
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カゴメは中途採用でも入社できる??
カゴメは中途採用でも入社可能です。
公式ホームページには、新卒採用情報の他にキャリア採用として募集が掛けられています。
転職専用の求人サイトにも募集情報は載っているため、簡単にエントリーをすることができます。
しかし、中途採用枠は新卒採用枠に比べ募集枠が少なく、いつ募集が出るのかもはっきりと決まっていないません。
現在カゴメに転職を考えていて募集枠に希望の職種があるのであれば大きなチャンスです。
早めにアクションを起こすことをおすすめします。
また、副業が許可されている企業に転職を考えているのであれば、他にも対象の企業はたくさんあります。
正しい情報を得て、自分が働きたい環境で働けるように頑張ってください!
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