家やオフィス、倉庫など自分の身近に空いているスペースがあるんだけど、このまま使わないままにするのは勿体ない。
このような事を一度は、思ったことありませんか。
実は、これらの悩みをお金に変えてくれるそんな副業があったら、嬉しいですよね。
実は、それが今回紹介する「スペースシェア」といった最近注目されている副業になります。
今回は、このスペースシェアの実態や始め方、収入などについて紹介していきます。
- 空いてるスペースを有効活用したい
- 不労所得が欲しい
- 本業が忙しくてもできる副業を探してる
この記事はこのような方にオススメの内容となっております。
目次
スペースシェアってどんな副業??
スペースシェアは、簡単に言えば空いているスペースをシェアするというものです。
最もよく知られているものであれば、会議室、イベントスペース、スタジオなどを貸すというものがあります。
他には、駐車場スペースや物を置くスペースのシェアというものも非常によく知られています。
さらに、民泊なども同じように多くの人に認識されています。
空いているスペースを有効活用することが出来、多くの人に喜んでもらうことが出来ますし、スペースを貸すことによって利用料金を受け取ることが出来るので、オーナーにも人気です。
このような、空いているスペースを貸したいと考えているオーナーと空いているスペースを必要な時にだけ借りたいと考えている利用者をマッチングさせるサイトなども多く誕生しています。
初期投資もあまりかからないため、副業として行っている人が増えています。
スペースシェアの今後について
スペースシェアのマッチングサイトは、仲介役として沢山の企業が参入しており様々な種類のサービスを提供しています。
一般社団法人シェリングエコノミー協会は、株式会社情報通信総合研究所と協働し、スペースシェアについて市場調査を行っています。
調査の結果によれば、スペースシェアの市場規模は2020年度で『3,249億円』という現状です。
スペースシェアは、旅行利用者や外国人観光客、大規模イベントに多く利用されていましたが、コロナウイルスの影響を受けスペースシェアの流行は少し下がりました。
しかし、コロナウイルスの影響を考え現状ペースで成長した場合にも、リモートワークや密回避のための場所として新たな利用目的で提供ができます。
その結果、2030年には『2兆3,513億円』まで規模は膨らむと考えられます。
また、新型コロナウイルスの影響が薄れ、課題が解決した場合は更に倍近くの『4兆3,343億円』まで規模が大きくなると予想されます。
市場規模が更に大きくなってくると予想されるスペースシェアは、今後に期待できる事業です。
参考:一般社団法人シェアリングエコノミー協会市場調査(https://sharing-economy.jp/ja/20201210)
スペースシェアのメリット
スペースシェアを行うメリットには、どのようなものがあるのでしょうか?
スペースシェアには主に3つのメリットがあります。
スペースの有効活用・収益化できる
スペースシェアの最大のメリットとして挙げられるのが、スペースの有効活用ができるということです。
また、空いているスペースを人に貸すことで、利用者から利用料を取ることが出来ます。
空いているスペースをそのままにしていては、収益にはなりませんが必要としている人に貸すだけで収益が発生するというのは大きなメリットと言えます。
今の本業の他に収入を得たいと考えている人で、すでにスペースを持っているという人は、検討してみる価値がありますよ。
場所や広さなどにもよりますが、副業として多くの収益を生み出してくれる可能性を秘めています。
基本的に自分で何かをするという必要がないので、副業として始めても本業に悪影響を与えるという可能性は低いでしょう。
初期費用を抑えることができる
副業を始める際に、気になるのが初期費用についてでしょう。
スペースシェアを始めるにあたりかかる初期費用はほとんどありません。
もちろんこれはどのような事業を行うかによっても異なりますので、必ずしも0円とは言い切れませんが初期費用を抑えることが出来ます。
現在使用していない、部屋やスペース、駐車場などすでに持っていて使っていないものをシェアすることで収益を得るというものですので、あらたに初期費用がかかるということはほとんどありません。
本業で会社員をしている人などでも手軽に始めることが出来るのが大きなメリットです。
民泊などでは、許可が必要になりますが、許可がなくても始めることが出来るスペースシェアが多いので、スペースさえ確保出来ていればとても始めやすい副業と言えます。
法令順守をしていれば、決して難しいという副業ではありません。
民泊については、トラブルになりやすいと言われていますので、必ずそれぞれの自治体や専門家などに相談しながら行うことをおすすめします。
時間を使わずにできる
スペースシェアのメリットとして、挙げられるのが時間を使わずにできるということです。
副業を始めたいと思っている人は多いでしょうが、その際にネックになるのが時間です。
副業をやりたいけれど、時間を割くことが出来ないという人でも、始められるのがこのスペースシェアの大きな魅力です。
スペースシェアは、空いているスペースを貸すだけなので、忙しくて副業に時間をあまり割くことが出来ないという人でも出来るのが大きなメリットです。
サラリーマンや主婦など忙しい人でも時間を使わずに、そしてすぐに始めることが出来ます。
時間を使わずに出来る副業を探しているという人におすすめです。
空いているスペースを駐車場として貸す、使っていない時だけ、車を貸す、空き地や部屋などを貸すなどすでにあるものを貸すので、本業の妨げになるということもありません。
自宅に空いているスペースがあるのなら、時間を使わずに出来るので、スペースシェアを検討してみるとよいでしょう。
空いているスペースをそのままにしておくのは、とてももったいないので、有効に使うのがおすすめです。
スペースシェアのデメリット
スペースシェアには、主に3つのメリットが存在するとお伝えしましたが、スペースシェアにはデメリットも存在しています。
主なデメリットとして挙げられるのは2つです。
必ずしも利用してもらえるとは限らない、収益が不安定になりやすい
スペースシェアの大きなデメリットは、必ずしも利用してもらえるとは限らないということです。
スペースをいくら有効活用しようとしても借り手くれる人がいなければ収益にはなりません。
また、仮に借り手がいたとしても必要な時間、日数だけなので、安定して収益が出るというのが非常に難しくなります。
とくに、会議室やセミナー、イベントなどに利用するスペースを貸し出すという場合には、時間単位で貸すのが一般的です。
そのような場合には、あたりまえですが、時間単位でしか収益が発生しません。
一般的な賃貸物件のように、常に安定した収益を得られるわけではなく、借り手がつくかどうかで大きく収益が左右されてしまいます。
1月にどのくらいの収益が挙げられるのか?年間でどのくらいの収益となるのか?などが予測できないのが大きなデメリットです。
そのため、せっかく副業として始めたのに全然収益が得られないというケースもあります。
安定して収益を得るのには向いていないと言えます。
立地条件に大きく左右される
スペースシェアのデメリットとして挙げられるのが、立地条件に大きく左右されてしまうという点です。
駅の近くなど立地条件の良い場所であれば、借り手もつきやすいですが、駅から離れている場所や交通の便が悪いような立地条件のところでは、借り手がつかないというケースも想定されます。
スペースシェアでは借り手がつかなければ、収益を得ることが出来ないので、非常に重要なポイントです。
立地条件の悪いところでは、成り立たない可能性が高くなります。
借り手が求めるのは、公共機関などがありアクセスがしやすい場所であるということを認識しておく必要があります。
スペースシェアで収益化する方法
スペースシェアで『貸し出す人』になった際、スペースのレンタル料で収益を得ることができます。
事業を始める際は、下記のような目的で貸し出せるスペースを提供しましょう。
- フリースペース
- 駐車場
- 物置
利用の目的を決めた後は、条件によって料金体制を考える必要があります。
料金は時間や月ごとの設定を行い、利用目的や時期、土地の相場などを考慮して設定します。
決まった相場はありませんがおおよその相場を知っておかないと収益化は難しいため、目的別に詳細をご紹介します。
フリースペース
フリースペースは、様々な利用用途を提供できる場で『イベント』『ビジネス』『撮影・収録』に分けることができます。
更に具体的な利用方法は以下のようになります。
- イベント…パーティー、飲み会、公演など
- ビジネス…会議室、個室作業室、作業デスク
- 撮影・収録…YouTube収録、ライブ配信、SNS投稿用写真撮影
おおよその相場を考えた時、30㎡ほどの狭い空間であれば500円~2,500円/1h、100㎡以上の広い空間であれば8,000円以上/1hに設定している人が多いです。
駐車場
駐車場シェアは、自宅の使っていない野外のスペースを一時的に貸し出すことで初期費用なく取り組めるスペースシェアです。
駐車場シェアの料金は、周りのコインパーキングより安い料金で設定しましょう。
運転手は、できるだけ安く駐車できる場所を探したいため駐車場シェアを利用します。
場所によっては、30分100円で利用できるところもありますが、観光地が近い場所やオフィス街などはもう少し高めの料金を設定しても良さそうです。
周辺のコインパーキングの相場や空き状況を分析するところから始めましょう。
物置
物置をするためのシェアスペースは、月額でレンタル料を徴収するのが一般的です。
地域によって大きな差がありますが、相場は3,000円/月(1畳)~10,000円/月(1畳)です。
東京都心は平均6,000円/月(1畳)ほどですが、地方になると平均3,000円/月(1畳)の場所が多そうです。
スペースシェアはどこで始められるのか
フリースペースとして貸し出す場合
フリースペースとして貸し出す場合、お勧めの仲介サイトを3つご紹介します。
スペースマーケット
スペースマーケットは、株式会社スペースマーケットが運営するスペースシェアの仲介サイトです。
スペースの掲示数は現在14,000件以上あり、スペースシェアの中では現在1番多くの掲示数です。
利用者は掲示数が多いサイトから選ぶ傾向があり、沢山の人がスペースを探しています。
また、知名度も高く掲示のスペースジャンルも様々なものを取り扱っており、今1番勢いがあるサービスです。
フリースペースとして貸し出す場合は、スペースマーケットをお勧めします。
業界No.1人気
インスタベース
インスタベースは、株式会社Rebaseが運営するスペースシェアの仲介サイトです。
スペースの掲示数は、現在11,000件以上あり、スペースマーケットに次ぐ掲示数の多さです。
他社と比較した際、掲示ページの一部を編集する時に審査が必要という違いがあります。
自身のページを簡単に編集できないため、スピード感が他社のサービスより劣ってしまいます。
ですが、インスタベースでも様々なジャンルのスペースが掲示でき、充実したサービスを提供しています。
使いやすさの点は自分で体験してみないとわからないため、積極的に利用してみてください。
月間予約数3万件以上
スペイシー
スぺイシーは、株式会社スぺイシーが運営するスペースシェアの仲介サイトです。
スペースの掲示数は5,000件以上で、他2社とは少々差が開いています。
スぺイシーの特徴としては、ビジネスシーンで利用できるスペースを多く取り扱っており、レンタル料が安めに設定されています。
レンタル料が安い傾向にあるのは、利用者としては嬉しいですが、スペースを貸し出す側としては作戦を考える必要があります。
また、掲示数の多いスペースマーケットでも、多くのビジネスシーンで利用できるスペースを提供しています。
そのためビジネススペース提供をスぺイシーのコンセプトとしたとしても、まだ1番になれるような実績は上がっていません。
今後掲載数が上がり、ビジネスシーンに強いサービスとして提供ができれば、スぺイシーの大きな強みとなるでしょう。
ビジネスシーンに強い
駐車場として貸し出す場合
駐車場として貸し出す場合、お勧めの仲介サイトを2つご紹介します。
特P
特Pは、株式会社アースカーが提供する駐車場のシェア仲介サービスです。
特徴として、手数料が『業界最安値の30%』で利益を最大限に得ることができます。
手数料が安いとその分、駐車代金を安くして他のオーナーと差別化をはかったり、そのまま利益として得たりと様々な戦略を練ることができます。
手数料業界最安値!!
akippa
akippaは、akippa株式会社が提供する駐車場のシェア仲介サービスです。
akippaの手数料は、次に紹介する特Pよりも高く『50%~60%』となります。
手数料は高いですが、駐車場シェア業界No.1のサービスで利用者が多いため、集客がしやすいというメリットがあります。
しかし、土地によって利用者数に差があるため、あまり予約が入らなかったら特Pに切り替えるなど臨機応援に対応する必要があります。
利用者数業界No.1
物置として貸し出す場合
物置として貸し出す場合お勧めの仲介サイトをご紹介します。
モノオク
モノオクは、モノオク株式会社が運営を行う物置利用ができるシェアスペース仲介サイトです。
荷物を預かることを目的としており、モノオクサービス外で連絡を取ることは禁止されています。
預かった荷物を破損してしまった場合など、トラブル時に適用される保険が最大10万円保証されています。
また、物置には備品を用意する必要もなく、初めてシェアスペースを行う人でも対応が簡単で安心して利用できます。
トランクルームと比較されることがありますが、トランクルーム投資は預ける側も初期費用を払う必要があり、費用の面が多く掛かってしまいます。
トランクルームより安い価格で、スペースを借りることができるため人が集まりやすいです。
空きスペースを物置に
スペースシェアはどれくらい稼げるの??
一番気になるのが、スペースシェアによってどのくらい稼ぐことが出来るのか?ということでしょう。
スペースシェアについては、色々なものがありますし、立地条件や空きスペースの規模、広さによって異なります。
スペースシェアでは1~5万円程度であれば簡単に稼ぐことが可能です。
使えるスペースが多ければ、月に20万円以上の売上を上げている人もいますし、立地条件の良い場所で繁忙期などになると月に40万円近くの売上があるという人もいます。
実際には、毎月40万円の売上を上げるというのは難しいですが、副業でスペースシェアを始めて月に5~10万円の売上を上げるのはそれほど難しいことではありません。
本業以外に、これだけの収入が入ればかなり家計が助かりますよね。
スペースシェアは、基本的に自分で利用料金を設定することが出来るので、周りの相場などと比較しながら料金設定を行うことがとても重要になります。
売上のことだけを意識して高い料金設定にしてしまうと、借り手がつかなくなるという危険性があります。
常に、利益だけでなく借り手が利用しやすい料金を意識することが大切です。
スペースシェアは副業としてどうなの??
結論からいうとスペースシェアは、副業に最適です。
副業に最適な理由は、下記のようにまとめることができます。
- 対応時間が少ない
- 初期費用が掛からない
- いつでも辞められる
まずは、手続きなど対応する時間が少なく本業が忙しい人でもできる副業です。
面倒な手続きは、仲介サイトが行ってくれるため自分は予約が入ったら、スペースの環境を整え準備するだけでOKです。
そして、使っていないスペースを使えば初期費用は掛かりません。
ただ、空いていたスペースを貸し出すだけなので、あえてレンタル用の場所を借りる必要がありません。
また、スペースシェアの副業は管理できなくなったり、貸し出していたスペースを使うことになったらいつでも辞めることができます。
開始と終了がいつでも、料金を掛けないで行うことができます。
以上の点から、自由に行えるスペースシェアは副業にお勧めです。
空きスペースの使い道がなければ売るのもあり
スペースシェアは、様々な使い道があり今まで使っていなかったスペースを有効活用できる素晴らしいサービスです。
しかし、全てのスペースに需要がある訳ではなく、どう頑張っても利用予約が入らないことがあります。
その場合、レンタルという考え方ではなく中古不動産として販売をしてみるのも1つの方法です。
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