プー太郎
副業おじさん
国内の企業の中でも早い段階で副業解禁をしたDeNA(ディーエヌエー)。
今回は、この株式会社DeNAが副業を解禁した理由や、副業を始めるための条件などを紹介していきたいと思います。
- DeNAに就職したい
- DeNA社員はどんな副業をしているの??
- 副業可能な企業を探してる
この記事は、このような方にオススメの内容となっております。
目次
DeNAの社員ってどんな仕事をするの??
DeNAは、経営指針として「インターネットやAIを活用し、永久ベンチャーとして世の中にデライトを届ける」というビジョンを掲げています。
永久ベンチャーと言う言葉通り、DeNAは常に冒険的で創造的な事業を行っています。
下記はDeNAが行っている事業内容の例です。
- AI事業・研究開発
- ゲーム事業
- オートモーティブ事業
- ヘルスケア事業
- ライブストリーミング
- エンターテインメント事業
- Eコマース事業
- ベンチャー投資
これらの事業に関するサービスがいくつもあり、それぞれのサービスを提供するために社員は業務を行っています。
サービスの考案をし、作り上げ顧客に利用してもらうまで一連の流れをDeNAは行っています。
よって、同じDeNAの社員でも部署によって身に着けられるスキルや業務における課題は異なります。
職種には以下のようなものがあります。
- 総合職
- 技術職
- 一般職
そして、社員は行う業務によって部署分けされており、社内での部署移動も多々行われています。
DeNAの社員の給料
有価証券報告書から各年の年収を確認すると、2019年の平均年収は791万円でした。
各年ごとに細かく掲示がされていたため、ご紹介します。
平均年収について
- 2019年:791万円
- 2018年:768万円
- 2017年:757万円
- 2016年:777万円
- 2015年:777万円
直近5年の平均年収で比較した際、わかるのは去年の年収が高いということです。
2017年は少し下がっていますが、傾向として近年平均年収は上昇してきています。
また、国税庁が実施している民間給与実態統計調査では、日本で雇用されている全員の平均年収が記載されています。
毎年、国民の平均年収が500万円前後であるため、DeNAは平均よりもすごく給料が高いことがわかります。
より優秀な人材を確保するために、給料面や福利厚生面を充実させ、さらに売上を上げることで、企業としての価値を高めています。
DeNAが副業解禁をした理由
DeNAは2017年より、社員の副業を解禁しました。
DeNAが副業を解禁するに至った理由は以下の2点です。
- 個人の自己実現の推進
- 本業への寄与を期待
この2点は公式にホームページなどで公開されているわけではなく、インタビューで社員が回答している内容です。
この条件は、DeNAに限らず副業をOKとしている企業に共通しています。
そもそも、副業が今まで認められなかった理由として本業以外に仕事をすればそれだけ稼働がとられ、本業が粗末になってしまう可能性があったからです。
ただ、働き方も少なかったため気軽にできる仕事がほとんどありませんでした。
今では時代の変化に伴って、インターネットで行う多くの仕事や、働く方法を簡単に調べられるツールが沢山あります。
現代社会にあるツールを大いに活用すれば、一人一人が自由に副業を通して自分を表現でき、スキルアップに繋げることができます。
DeNAで副業を始めることができる条件
- 本業に支障をきたさない
- 会社に迷惑を掛けない
- 健康管理時間を遵守する
この3つの条件を、上長と副業運営事務局が確認したうえで副業を実施できます。
3つ条件を出しているとは言え、この条件はすべて繋がっています。
まず、本業に支障をきたさないという意味は、副業を行っていることで精神的・体力的に余裕がなくなり本業で普段の力が発揮できないことを防ぐということです。
副業の疲れで本業の業務が本領発揮できなければ、会社に迷惑をかけることとなります。
それを防ぐためには本業以外の時間を副業と休息時間どのように配分するのかが重要となります。
どれか一つが欠けるというよりか、一つ欠けてしまうと全てが上手くいかなくなります。
あくまでもDeNAの社員であることを忘れず、無理のない範囲で副業を行ってください。
せっかく、自分の人生を豊かにするために副業を行うのですから、正々堂々と活動しましょう。
DeNAで副業を始めるための申請方法
DeNAでは、副業を始める前に事前承認が必要となります。
前章でご紹介した条件を確認すると共に、申請書を副業運営事務局に提出します。
その書類は、DeNA独自のものであるため、外部からは確認を行えません。
時代とともに職務形態も変わっているため、書類提出の制度もいつまで続いているかわかりません。
現状を知るため実際に副業を行う時は、運営事務局や上長に相談してください。
DeNAの社員が実際に行っている副業例
DeNAが実際に行っている副業は以下のようなものがあります。
- 塾・大学講師
- アプリ開発
- スポーツジムトレーナー
- Webデザイナー
- 株式投資
- 翻訳
世の中には副業にできる仕事がたくさんあります。
その中でDeNAの社員が行っている副業に共通するは、お金のために副業を行っていないということです。
自分の今あるスキルを磨くためや、コミュニケーション能力や新しいスキルを身に着けるため等、次のステップに進むための仕事を選んでいるようです。
例えば、本業ではスマホゲームのアプリを開発する部署に所属しており、副業ではファッションアプリに関わっている社員がいます。
同じスマホアプリでも、ジャンルが全く違うものであるため本業のゲームで左脳、副業のファッションで右脳を使っているそうです。
幅広いジャンルに目を向け脳を活性化しており、ご自身にしかできない人生の楽しみを仕事で見つけていると感じました。
今まで関与できなかったジャンルの仕事が本業をしながら行えることは、人生の新しい価値観を得られるチャンスです。
DeNAの人事プロジェクト「フルスイング」とは
DeNAは2017年に副業制度が容認されました。
同じタイミングでDeNAは、人事プロジェクト「フルスイング」をスタートさせました。
このプロジェクトは、社員がやる気をもって熱量高く仕事に取り組めるような環境づくりを目的とされています。
副業制度も、その環境を作るための一つです。
社内では段取りや規則がありすぐに実現できない仕事を副業では自由に行うことができ、様々な自信よ将来図を現実的に想像することができます。
また、社内副業制度「クロスジョブ制度」も同時に導入されています。
クロスジョブで行う社内副業は、業務時間の最大30%まで他部署とのやり取りなど副業のために時間を費やしても良いというルールがあります。
DeNAは社内と言っても、様々な事業を行っているため自分の専門外の仕事が多くあり、学べる環境が豊富に揃っています。
フルスイングは、このような副業制度や他の制度を利用し、社員の本来持っている熱量を仕事にぶつけられる環境を作っています。
DeNAは中途採用でも入社できる??
DeNAは、中途採用でも入社可能です。
公式ホームページでは、新卒採用と並びキャリア採用として募集されています。
また、転職サイトでも随時募集されています。
募集は、時期によって多い少ないがあり、職種も偏ることがあります。
もし、あなたが本気でDeNAへ転職したいと考えており希望の職種が募集されているならば、早めにアクションを起こすことお勧めします。
募集の人数は決めっており早い者勝ちで面接の日程も数少ないでしょう。
転職は、タイミングも重要であるため後悔しないためにはどうすればよいかよく考え、行動しましょう。
また、就職活動の軸として、自由な働き方をしたいという考えがあるのであれば、DeNA以外の会社もチェックしてみても良いかもしれません。
今は、多くの企業が副業解禁をしており働き方の自由が追求されています。
例えば、DeNAと同じく副業解禁されておりスーパーフレックスタイムなど働き方をより自由に選択できる企業に、ソフトバンクグループがあります。
事業内容もDeNAは異なるため、一度詳細を確認してみてください。
ソフトバンクが副業解禁!?申請方法やルールなどについてまとめてみた
限られた時間を有効活用するためにも、自分の満足する職場でぜひ働いてみてください!
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