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Rarible(ラリブル)のガス代はいくら??出品・購入方法についてまとめてみた

Rarible(ラリブル)のガス代はいくら??出品・購入方法についてまとめてみた

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この記事を書いた人
副業おじさん

副業紹介メディア「副業オンライン」の管理人。 副業歴約5年。 本業の収入だけでは満足ができない人の力に少しでもなれるように、誰でも簡単に副業を始めれるようなサイト作りを心がけてるで!!

今回は、Rarible(ラリブル)のガス代や出品・購入方法などを紹介していきたいと思います。

この記事を最後まで読むことで以下の3つについて理解することができます。

  • Raribleの魅力
  • Raribleでの出品方法
  • Raribleでの購入方法

Raribleとは

Raribleとは2020年にAlex Salnikov氏とAlexei Falin氏によって設立されたNFTマーケットプレイスです。

アメリカのデラウェア州を拠点として、アート音楽ゲーム系の作品を扱っています。

Raribleでは誰でも登録すれば審査なしでNFTを発行したり、購入したりすることができます。

購入や出品の方法もウォレットを接続して購入するだけでシンプルなので、初めてNFTを売買する人にもおすすめのマーケットプレイスです。

またRaribleに出品されているNFTは、他のマーケットプレイスのものよりも比較的安価なのも魅力です。

出品されている作品もアート系を中心にゲームアイテムや音楽などバラエティに富んでいます。

Raribleの魅力

Flow(フロー)やXTZ(テゾス)などの通貨にも対応している

Raribleの魅力は、イーサリアム以外にフローやテゾスなどのブロックチェーンにマルチチェーン対応している点です。

Rarible設立当初はイーサリアムでしかNFTを購入できませんでしたが、昨年フローとテゾスでもNFTが購入できるようになりました。

イーサリアムのネットワークはガス代が高くてNFTを購入することが予算的に難しいかもしれませんが、フローやXTZ(テゾス)ネットワークでのガス代はEthereum(イーサリアム)よりも低めです。

またフローやテゾスの通貨自体の価格もイーサリアムほど高くないのでNFTの購入の敷居が低くなるかもしれません。

NFTを購入するとRaribleのトークンがもらえる

Raribleの最大の魅力は、NFTを売買することでRARIという独自トークンを得ることができる点です。

RARAI保有者になることによってRaribleの方向性を提案したり、方針の投票に参加したりできるようになります。

つまりRaribleはコミュニティ主導のDAO(分散型自立組織)であり、意思決定がRARIを保有しているユーザーによって行われるのです。

RARIの配布は週に一度、RaribleDAOコミュニティで満場一致の決定に基づいて行われます。

RARIは販売者と購入者それぞれ50%ずつ分け与えられます。

配布されたRARIはUniSwapなどのDEX(分散型取引所)で他の通貨に交換できるのも魅力です。

出品者がロイヤリティの設定ができる

Raribleの魅力の3つ目は、出品者がロイヤリティの設定をできる点です。

ロイヤリティとはNFTが二次流通したときに売上の一部がNFT発行者に入るようにできる仕組みです。

二次流通とは一次流通で売買したNFTコンテンツが売買されることです。

たとえばロイヤリティを15%に設定すると、転売されるたびにNFT発行者に売上の15%が入ります。

Rarible標準では10%に設定されていますが、自分で自由にパーセンテージの変更が可能です。

クリエイターにとって魅力的なプラットフォームですね。

Raribleのガス代ってどれくらいかかるの??

イーサリアムでNFTを購入や出品をするとなると、多大なガス代がかかります。

NFTの人気爆発によってイーサリアムネットワークの需要が増加したので、現在ガス代が高騰しているからです。

しかし、RaribleではテゾスやフローのネットワークでもNFTの売買ができます。

テゾスやフローではイーサリアムほどガス代(ネットワーク手数料)はかかりません。

たとえば、現在1テゾスは355円なので、ガス代は約1.79円です。(2022年1月30日時点

また、Raribleは2021年10月にクリエイター向けに「Lazy minting」という新機能を発表しました。

Lazy mintingとはRaribleでクリエイターがNFT作品を出品するとき、発行者側ではなく購入者側がガス代を負担するよう設定できる仕組みです。

この機能によって出品者は事前にイーサリアムを用意することなくNFTの発行ができます。

RaribleでどんなNFTが買えるの??

LIRONA

Raribleでは、LIONAというミニマムで大胆なグラフィックやデジタルアート作品を制作するアーティストの作品が出品されています。

代表作品は「Boiz」というコレクションです。

Boiコレクションは、かわらしくユニークな造形が特徴です。

それぞれはboiと呼ばれ、LIRONA、LIRONAとコラボレーションしたアーティストたちが手作りしたものです。

デザインは100種類、エディションは1000種類あると言います。

Woman Rise

Woman Riseは国際的に高い評価を受けているビジュアルアーティストMaliha Abidiが制作したコレクションです。

ランダムに生成されるユニークなNFTアートピース1万点で構成されています。

このコレクションは世界中のすばらしい活動を行う女性科学者や活動家、アーティスト、コーダーなどをNFTで表現しているのが魅力です。

収益の一部はアフガニスタンの「マララ基金」「ガールエフェクト」という途上国支援プログラム、女性の生理に対する偏見をなくすための「パッドプロジェクト」などに寄付されます。

Raribleを利用するのに必要なもの

RaribleでNFT作品を出品と購入をするために必要なものは主に以下です。

  • イーサリアム(もしくはテゾス、フロー)
  • ウォレット

イーサリアム(もしくはテゾス、フロー)

RaribleのNFTは下記3つの仮想通貨で購入できます。

  • イーサリアム
  • フロー
  • テゾス

Raribleでは、上記3種類の通貨でNFTが販売されています。

イーサリアムはヴィタリック・ブテリン氏によって開発されたプラットフォームの名称で、時価総額はビットコインに次ぐ第二位の通貨です。

フローとテゾスはイーサリアムよりも安い価格で買える上に、Rarible上で販売されている価格は安価なものが多いのが魅力です。

テゾスは国内ではビットフライヤーとGMOコインで購入できます。

フローは国内で購入できる取引所がないので、海外取引所のBinanceやKrakenなどで購入しましょう。

ウォレット

RaribleでイーサリアムのNFTを購入するときはMetaMaskが必要になります。

テゾスやフローのNFTを購入するときは対応している別のウォレットが必要となります。

たとえば、テゾスの場合はSpireやTempleといったテゾス通貨の利用ができるウォレットが必要となるため、取引所でテゾスを購入した後はそのウォレットにテゾスを送金しておく必要があります。

Raribleで購入したいNFT作品を開き「Buy now」をクリックすると、それぞれのネットワークで利用できるウォレットの一覧が表示されるので、そこから対応しているウォレットを選んでインストールし、仮想通貨を送金しておく方法がおすすめの方法です。

メタマスクを導入の仕方は以下になります。

 

Raribleの購入方法

Raribleでの購入方法は以下になります。

STEP.1
画面右上の「Sign in」をクリックします。

STEP.2
イーサリアムで購入する場合は「Sign in with Metamask」をクリックします。
(Tezosで購入するときは「Beacon」Flowで購入するときは「Blocto」をクリックします)

STEP.3
購入するNFTをクリックして、右下の「Buy for 〇〇ETH」をクリックします。

STEP.4
チェックアウト画面になります。手数料を確認してから「支払いに進む」をクリックします。

STEP.5
ウォレット(Metamask等)が起動します。

金額を確認して右下の「確認」ボタンをクリックします。

STEP.6
取引が完了すると「ステータスが成功」と表示されます。
これで購入は完了です。

Raribleの出品方法

Raribleの出品方法は以下になります。

STEP.1
右上の「作成する」をクリックします。

STEP.2
出品したいブロックチェーンを選んでサインインします。
サインインが完了すると、仮想通貨銘柄の下に「作成する」と表示されます。

STEP.3
Choose File」をクリックして、NFT化したいファイルをアップロードしましょう。

STEP.4
以下の中から販売方法を選んで価格を設定します。

  • Fixed Price(固定価格)
  • Open for bids(公開入札)
  • Timed Auction(オークション)

STEP.5
作品の名前や説明を入力します。

STEP.6
ロイヤリティーを設定します。

ロイヤリティとは、二次販売された際に、元のクリエイターに還元されるお金のことです。

コピー数の箇所では発行するNFTの数を決めることができます。

STEP.7
ロイヤリティを入力したら左下の「Create item」をクリックしてください。

STEP.8
ウォレットが起動しますので「確定」をクリックしてください。
STEP.9
署名」が要求されますのでクリックしてください。

OpenSeaと比較してみた

OpenSeaと比較してみた
Rarible OpenSea
取扱コンテンツ デジタルアート
ゲームアセット
フォトグラフ
デジタルミュージック
デジタルアート
ゲームアセット
トレーディングカード
デジタルミュージック
ブロックチェーン・ドメイン
ユーティリティトークン
設立年 2019年 2017年
創設者 Alex Salnikov
Alexei Falin
Devin Finzer
Alex Atallah
手数料 販売手数料:2.5% 販売手数料:2.5%
決済通貨 Ethereum
Flow
Tezos
Ethereum
対応ネットワーク Ethereum
Flow
XTZ
Ethereum
Polygon
Klaytn
XTZ
対応ウォレット MetaMask
Torus
Spire
Temple
など
MetaMask

OpenSeaとRaribleを比較してみると、以下の結論が出ました。

  • 初めてNFTを購入するならRaribleを利用するのがおすすめ
  • OpenSeaのほうが「まがいもの」は少ない

初めてNFTを購入するならRaribleを利用するのがおすすめ

初めてNFTを購入するなら、Raribleを使用することをおすすめします。

OpenSeaで販売されているNFTは比較的高額なものが多く、運よく安いものが見つかっても、ガス代が高いのが難点です。

一方Raribleはイーサリアムだけではなく、テゾスやフローで購入できるので比較的安価にNFTを手に入れることができます。

また、XTZであればビットフライヤーやGMOコインなどの日本の取引所で購入できるのが便利です。

Raribleのサイト上方の「Explore」という箇所をクリックし「XTZ」を選択するとテゾスの作品一覧が表示されますが、ほとんどの作品が1テゾス前後です。

1テゾスおよそ400円(2022年1月30日時点)なので、1テゾスの作品であればガス代も合わせておよそ400円で購入できます。

最初はまずRaribleの安価なNFTを購入してみるのはいかがでしょうか。

OpenSeaのほうが「まがいもの」は少ない

RaribleでNFT作品を閲覧しているとまず気が付くのが「まがいもの」の多さです。

有名なクリプトパンクスの模倣品を始め、著作権義務違反のような作品が目立ちます。

よってRaribleの場合は好みの作品を掘り出し物を探すようにじっと目を凝らして注意深く探す必要があります。

一方、OpenSeaは世界最大のNFTマーケットプレイスで、サービス利用ユーザーの数が多いので、洗練されたNFTの数も比例して多い印象です。

NFTの購入に慣れて、ある程度目が養われた上で予算が許せば、OpenSeaの利用をおすすめします。

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