プー太郎
副業おじさん
国が副業を推進しだしたのは、ここ数年のことですが、実はもっと前から副業を解禁していた企業がありました。
それがIT大手のサイバーエージェントです。
今回は、この株式会社サイバーエージェントが副業を解禁した理由や、副業を始めるための条件などを紹介していきたいと思います。
- サイバーエージェントに就職したい
- サイバーエージェント社員はどんな副業をしているの??
- 副業可能な企業を探してる
この記事は、このような方にオススメの内容となっております。
目次
サイバーエージェントの社員ってどんな仕事をするの??
サイバーエージェントは、「アメブロ」と言う国内最大規模のブログサービスを提供しています。
「アメブロ」は、最新の芸能ニュースや芸能人のオフィシャルブログを閲覧することができる人気のブログサービスです。
サイバーエージェントの社員が担う仕事は、大きく分けて2つの部門に分けられます。
アメブロのような対消費者向けのBtoC事業であるメディア事業と、創業1998年から行われている対企業向けのBtoB事業のインターネット広告事業です。
以下は、サイバーエージェントが提供するサービスに関連した具体的な職種の一例です。
- インフラエンジニア
- 広告配信システム開発
- テクニカルクリエイター
- アバターサービスデザイナー
- フロントエンドエンジニア
- プロモーションプランナー
- ゲームプランナー
- アートディレクター
- シナリオライター
- データサイエンティスト
- リサーチサイエンティスト
- 機械学習エンジニア
サービスを作り出す仕事をしているため、技術職として働いている人が多いです。
技術職以外に営業などの事務職も、もちろんあります。
サイバーエージェントの社員の給料
株式会社サイバーエージェントが、2020年の有価証券報告書で公表している平均年収は682万円です。
過去5年間の平均年収は711万円であるため、近年はやや低い傾向です。
国税庁が実施している民間給与実態統計調査では、日本全国の雇用者平均年収は毎年500万程度であるため、サイバーエージェントの社員の給料は高給の部類となります。
高い技術力と、有名企業の後ろ盾が高給を実現できているのだと考えられます。
それほどレベルの高い社員が集まっており、給料に見合ったら働き方が常に求められているのでしょう。
サイバーエージェントが副業解禁をした理由
2015年より、サイバーエージェントグループでは、全社員を対象に副業を解禁しています。
役員会議で副業の話題が上がり、そこで出た結論は、社員の時間以外の時間は自分自身の時間であるから自由に使えるし拘束する理由はないと言うものでした。
起業家精神のある、独立して物事を考えられるような優秀な社員に育って欲しい、またそんな人材にぜひ会社に入ってきて欲しいという願いもあります。
こうして、サイバーエージェントも数ある有名企業に続き副業が解禁されることとなりました。
確かに他のIT企業が副業OKなのにも関わらず、サイバーエージェントが副業NGのままであると、向上心のある新卒の学生は就職候補からサイバーエージェントを外すかもしれません。
理想とする人材を確保するためや、そのように育てて行きたいという思いは、サイバーエージェントが副業を解禁した大きな理由の一つでしょう。
サイバーエージェントで副業を始めることができる条件
サイバーエージェントでは、はっきりと副業を始める条件を一般公開していません。
しかし、公式ホームページに記載されているニュースで副業について記載されている内容がありました。
その内容を詳しく読むとサイバーエージェントで副業を始めるにあたっての条件が見えてきました。
条件だと推測できる内容は以下の2つです。
- 本業に影響のない範囲であること
- スキルアップを目的とする
まずは、大前提として本業に影響が出ない範囲で行うことです。
あくまでもメインの職はサイバーエージェントでの業務であるため、本業がおろそかになるような副業は認められません。
また、本業に影響がないものであればどのような職種でも認められるという訳ではなく、本人のためや本業のスキルアップにあたる副業を選択する必要があります。
それ以外の具体的な条件は一般公開されていません。
既にサイバーエージェントの社員であるならば、総務部などに問い合わせてください。
また、現在は社員ではないが、本気で就職を考えている場合は人事部など採用窓口に問い合わせて確かめましょう。
サイバーエージェントで副業を始めるための申請方法
サイバーエージェントでは、副業を始める前に事前承認が必要となります。
事前承認をもらうためには、申請書を提出する方法があります。
それら社内独自のフォーマットであるため、外部からは確認することができません。
申請書に記載する内容として考えられるのは、副業を始める条件に沿っているかどうかでしょう。
記載する欄がなくとも、自分のスキルアップにつながる副業を実施予定なのか、副業を行っても本業に支障が出ないよう十分な休息が取れるかなど聞かれる可能性があります。
答えられるよう準備は前もってしておきましょう。
サイバーエージェントの社員が実際に行っている副業例
サイバーエージェントの社員が実際に行っている副業をいくつかあげます。
- プログラマー
- ブログ運営
- 講師業
- イラストレーター
- スイミングスクールコーチ
- 資産運用
サイバーエージェントではITスキルの高い社員が多く在籍しているため、そのスキルを活かせるプログラマーやブログ運営を行い、副業でもパソコンを使って仕事を行っている人が多いです。
また、その技術を教えるため一般的なスクールや、オンライン講師として働いている人もいます。
社会で必要な、社交性や対人関係、後輩や部下にコーチングする能力が身に着けられそうです。
イラストレーターやスイミングスクールのコーチを副業としている人は、趣味の延長で行い、ストレス発散の要素も兼ねているのでしょう。
資産運用は不労所得として人気の副業で、リサーチ力や頭の回転が速いITスキルの持った社員であればうまく立ち回り稼ぎを多く得ることもできます。
このように、現在のサイバーエージェント社員が行っている副業は、本業のITスキルを活かしたものや、対人関係を鍛えるもの、リフレッシュ目的、不労所得で負担のない副業などジャンルが様々です。
新副業制度「Cycle(さいくる)」とは
サイバーエージェントでは、2015年に副業が解禁されましたが、更に副業を推奨する働きかけとして2019年新制度「Cycle(さいくる)」を導入しました。
Cycleとは、サイバーエージェントグループ技術職を対象に、グループ内にで実施できる会社間をまたいだ副業です。
技術職の社員は、普段エンジニアやクリエイターとして業務を行っており、部署内の決められた仕事を実施するのですが、副業のCycleであれば通常業務以外のプロジェクトやサービス・商品の仕事を行えます。
また、業務時間外に副業としての位置づけで働くため報酬ももらえます。
Cycleで対象とされる業務は、これまで社外に発注していたものでした。
その業務をグループ内の人間が行うことにより、サイバーエージェントとしての質を保ったまま、業務をグループ内で循環させることができます。
このCycleでの業務は、所属する部署の業務内容と違う範囲で実施できるため副業でお金を稼ぐ以外に、自分のスキルアップのためやもっと会社を知りたいという思いから参加する人が多くいます。
また、副業をしたい社員と案件をマッチングする社内専用ポータルサイトが開設されており、手軽に副業を社内で行うことができます。
副業をOKしている企業は沢山ありますが、積極的に副業を取り入れてもらおうと企業が後押ししてくれる場面はあまり見かけません。
副業を正式に後押ししてくれるのは社員としても嬉しいですよね。
サイバーエージェントは中途採用でも入社できる??
サイバーエージェントは、中途採用でも入社可能です。
公式ホームページやリクルートエージェントなどの転職サイトで募集がされています。
募集されている職種は時期によるため、サイバーエージェントに転職をしたいと考えている方は早めにアクションを起こしましょう。
悩んでいる間に、募集が取り下げられていることもあるため後悔しないようにしてください。
新しい職場を探す一つの基準として副業OKな会社を探しているのであれば、他の企業も見てください。
その中でもソフトバンクグループの企業は、副業にはついて積極的に後押しているため、サイバーエージェントが自分には合っていないと思う方は、そちらの募集要項も確認してみらと良いでしょう。
自分にあったら働き方で人生を楽しんでください!
副業解禁企業が見つかる
サイバーエージェント以外にも副業を許可している企業を知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。