プー太郎
副業おじさん
今回は、このアサヒビール株式会社が副業を解禁した理由や、副業を始めるための条件などを紹介していきたいと思います。
- アサヒビールに就職したい
- アサヒビールは副業できるの??
- 副業可能な企業を探してる
この記事は、このような方にオススメの内容となっております。
目次
アサヒビールの社員ってどんな仕事をするの??
アサヒビール株式会社は、ビールを中心に酒類の生産・販売を行っており、ビール需要拡大に向けて取り組みを行っています。
1889年に創業し、長い歴史を持つ大手企業です。
日本以外でも、東南アジアに視野を広げ国際的に活動しています。
アサヒビールの社員は事務系と技術系のフィールドに分かれており、それぞれの部署で業務を行っています。
具体的には以下の通りです。
事務系
事務系
- 事務用営業
- 量販営業
- 営業企画
- 国際部
- マーケティング
事務系の社員は、学問や学科を問わず活躍できるフィールドで働いています。
技術系
技術系
- 商品開発
- 技術開発
- 醸造
- パッケージング
- 基盤研究
- エンジニアンリング
技術系の社員は科学・生物・農学・工学・薬学・機械・化学・電気・電子工学など専門的な知識が活用できるフィールドで働いています。
アサヒビールの社員の給料
アサヒビールの平均年収は、アサヒグループホールディングスの有価証券報告書で公開されています。
直近2019年度の平均年収は1,250万円です。
日本の平均年収は、国の調査によると約500万円程度であるため、アサヒビールは倍以上の平均年収となっています。
日本国内では高水準の給料でしょう。
また、過去3年間の年収は以下の通りです。
平均年収
- 2017年:1,001万円
- 2018年:1,093万円
- 2019年:1,093万円
徐々にですが、給料が増えています。
次に、同じ酒類の製造販売を行っている競合企業と比較しました。
- アサヒビール:1,250万円
- サントリー:1,149万円
- キリン:895万円
- サッポロ:760万円
競合企業の中でも差があり、アサヒビールは高い水準で社員に給料を還元しています。
アサヒビールが副業解禁をした理由
アサヒビールは2020年に副業が解禁となりました。
幅広い社員の範囲で副業が解禁となったのは2020年ですが、その前にも2018年に定年退職後に再雇用した社員の副業を認めていました。
ただ、実績は0でシニアスタッフ層に副業を実施する人はいなかったようです。
副業実績0の原因としてはシニア層に副業と言う概念があまり浸透していなかったことが考えられます。
副業に興味のある社員は比較的若い層が多いため、ターゲットと制度があっていませんでした。
今回、新しい制度で副業を解禁した会社の狙いとしては、やる気のある社員が持っているスキルを社外でも活かし更に鍛えることで、会社の業務にも活かしてほしいという思いがあります。
会社側は副業を自身のキャリア形成に努めて欲しいと公言しているため、比較的若い層に向けてメッセージを発信できているのではないかと思います。
また、珍しい制度として副業休暇という制度を導入しました。
副業解禁に伴い、本業と両立していく上で月2回休暇を取ることが可能です。
しかし、その休暇には本業の給料が出ないため、使い方によっては損をしてしまう場合もあります。
あくまでも本業と副業の両立をするために、金銭の面でも注意が必要です。
アサヒビールで副業を始めることができる条件
- 勤務年数が5年以上
- 雇用契約不可
- 本業を始めるまでの間隔を10時間取る
まず勤務年数が5年以上の社員が対象となっており、現在は3000人ほど対象です。
新人の内は、本業に集中し仕事を覚えてもらいたいという想いがあります。
また、副業を行う際は他社からの雇用が生じない仕事に限定されており、必然的に職種は業務委託契約や個人事業主となりでしょう。
そして、社員の健康状態を考慮するため、本業が終わってから副業を始めるまでの時間を10時間取らなければなりません。
しっかりと睡眠・休息を取り本業に集中してもらうためのルールです。
アサヒビールで副業を始めるための申請方法
アサヒビールの社員が副業を行うためには、事前の届け出と審査が必要です。
審査で副業の可否を行うためには、会社の考えと社員個人としての副業に対する考えが合致しているか、職種が条件にあっているか等を確認されます。
おそらく上長に相談し、人事部に届け出を行うこととなりますが具体的な申請方法は公表していません。
現在アサヒビールに所属している社員は、人事部や上長に相談し正しい申請を行いましょう。
また、バレなければ申請せず副業をしても大丈夫じゃないか?と思うかもしれませんが、本業以外で収入を得ていると、会社の確定申告で税金が多くなりバレてしまいます。
正しい手順を踏んで実施しないと、会社からの評価も下がってしまうため気を付けましょう。
また、これから入社予定で副業について知りたい方は採用担当に確認し回答を求めてください。
アサヒホールディングスは属している会社全てが対象なのか??
アサヒビール株式会社は、アサヒホールディングスに属しておりグループには複数の企業が属しています。
しかし、今まで紹介した副業を始める条件などは、グループは関係なくアサヒビール株式会社単体での制度です。
ただ、グループ内でも副業解禁を検討しているという段階であるため、副業が許可されるのも時間の問題だと考えられます。
アサヒビールでも2020年にスタートされたばかりなため、正直様子見の段階でしょう。
副業や働き方改革についてメディアにも取り上げられ、社員も副業の情報にに触れる機会が多くなっています。
そのため、他の会社でも副業を実施したいと手をあげる社員が増えるのではないかと思われます。
アサヒビールが想定する副業例
アサヒビールの社員が具体的にどのような職種の副業を行っているのかは公開されていません。
しかし、アサヒビールでは副業解禁の情報をメディアに公言する際に想定する副業の職種を上げています。
- 保険労務士
- 中小企業診断士
- セミナー講師
- スポーツインストラクター
副業を行う際は雇用契約を結ばない仕事に限定されています。
必然的に職種は業務委託契約や個人事業主となるため、限られた仕事となってきます。
会社の考え方としては、副業を通して自身のキャリアップに繋げて欲しいというもので、お金を更に副業で稼いで生活を豊かにすると言ったような考え方ではありません。
よって、想定する副業の職種もお金を稼ぐというより経験が詰める職種が多いでしょう。
実際に想定する副業を社員が行っているかわからないため、まだまだ今後の情報提供に注目すべきでしょう。
アサヒビールは中途採用でも入社できる??
アサヒビールは中途採用でも入社は可能です。
新卒や第二新卒と同じように、会社のホームページには採用情報が載っています。
また、求人サイトでも募集が掛かられているため簡単に応募ができます。
しかし、どこの企業も中途採用枠は新卒枠よりも少なく、募集がかけられるスケジュールも定まっていません。
それに中途採用の職種は穴を埋めるような採用枠となるため希望の職種が募集されているとも限りません。
もし、現在転職を考えていて中途採用枠に希望の職種があるのであれば大きなチャンスです。
募集枠が違う人にとられないよう早めにアクションを起こすことをお勧めします。
また、アサヒビールに関わらず副業ができる企業に転職を考えているのであれば、他にも選択肢はたくさんあります。
今は国が企業へ副業解禁の働きかけを行うよう積極的に要請しているため、大企業や有名企業はどんどん副業を容認してきています。
自分自身が納得いく働き方を見つけて理想のキャリアを形成していきましょう!
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