プー太郎
副業おじさん
今回は、このHarmony(ONE)がどういった通貨なのか、どのようにして買えるのかなどについて紹介していきます。
この記事を最後まで読むことで3点について理解することができます。
- Harmonyの将来性
- Harmonyの特徴
- Harmonyの購入方法
目次
Harmony(ONE)ってどんな通貨なの??
Harmonyは、「100億人のためのプラットフォーム」をテーマに2018年、Stephen Tes氏が掲げたプロジェクトです。
このプロジェクトが発行する仮想通貨「Harmony(ONE)」は、分散型ネットワークでスケーラビリティおよび安全性が高く、送金遅延や手数料の高騰などの問題を解決することを目的としています。
2019年にBinanceのIEOで5億円、VCから18億円、Binance Labsなどから5億円、計28億円を資金調達し、上場を果たしました。
トークン公開日:2019年5月28日
総発行枚数:12,600,000,000 ONE
時価総額:¥186,037,558,043
時価総額ランク:64位
1ONE:¥15.58
公式HP:https://www.harmony.one/
ホワイトペーパー:https://harmony.one/whitepaper.pdf
Twitter:https://twitter.com/harmonyprotocol
※2022年4月14日時点での情報/価格です。
注目度の高いHarmony(ONE)の魅力や将来性などについて、徹底解説していきます。
Harmonyの魅力
BinanceLaunchpadでIEOを実施した仮想通貨
Binance Launchpadとは、世界最大の仮想通貨取引所「Binance」のIEOプラットフォームのことです。
また、IEO(Initial Exchang Offering)とは、プロジェクトを行いたい企業が取引所で仮想通貨を発行して資金調達を行うことを意味しています。
Harmony(ONE)は、Binance LaunchpadでIEOを実施し資金調達をした実績があります。
つまり、Binanceがお墨付きを与え、仮想通貨として将来性が高いと判断されたということです。
これまでにBinance Launchpadを実施した仮想通貨は、いずれも高いリターンを記録しています。
Harmony(ONE)は、Binanceの厳しい審査をクリアしてIEOの承認を得た信頼の高い仮想通貨なのです。
Harmonyオリジナルなコンセンサスを採用
Harmony(ONE)は、オリジナルなコンセンサスを採用することによって、ブロックチェーンの欠点であるスケーラビリティ問題に対処しています。
スケーラビリティ問題とは、ブロックサイズが上限に達した際、ブロックに入り切らない取引が多くなると、送金に時間がかかったり送金が承認されなかったりすることです。
スケーラビリティは、取引手数料の高騰を引き起こします。
Harmony(ONE)では、オリジナルな2つの対処法を採用しています。
- シャーディング
- FBFT(Fast Byzantine Fault Tolerance)
シャーディング
シャーディングとは、ノードをグループに分けてトランザクションの処理を分割して行うことです。
データの処理速度が早くなり、スケーラビリティ問題を解決しています。
FBFT(Fast Byzantine Fault Tolerance)
FBFT(Fast Byzantine Fault Tolerance)は、コンセンサスプロトコルの1つです。
FBFTは、一部のノードに問題が発生したり、不正をおこなったりした場合でも、他のノードが対処しコンセンサスを実行します。
正しいデータを受け取ることができるため、取引が増加しても対応が可能になります。
手数料が安い
ビットコインやイーサリアムでは、急激な利用者増加により、取引処理が追いつかず手数料が高騰してしまうという課題がありました。
しかし、Harmony(ONE)は、上記で説明したように独自のコンセンサスを採用し、高い処理能力を実現しています。
そのため、取引にかかる手数料を安く抑えることが可能です。
Harmony(ONE)は、イーサリアムの約1/100の手数料で取引やアプリケーションを実行できます。
大手優良企業と提携している
Harmonyは、DeFiやNFT、ブロックチェーン関連の優良企業と提携を結んでいます。
「ATARI」のような大手ゲーム会社など、さまざまな企業と提携が進んでいる状況です。
また、香港を拠点とする Web3.0 企業「Animoca Brands」ともパートナーシップを結んでいます。
「Animoca Brands」は、メタバース領域への事業展開をはかっており、The SandboxやCrazy Kingsなどのオリジナルゲームやマーベル、ドラえもんなどの有名なIPコンテンツを提供する企業です。
このように、Harmonyは精力的に企業間のパートナーを拡大しており、今後の経済圏の拡大に期待がもてるでしょう。
Binanceで年利最大20%のステーキングができる
Binanceで年利最大20%のステーキングができることも、Harmony(ONE)の大きな魅力となっています。
ステーキングとは、取引所を通して仮想通貨を仮想通貨ネットワークに預けて報酬を得る資産運用のことです。
PoSやEPoSのコンセンサスアルゴリズムを採用している仮想通貨が行える運用方法で、仮想通貨のトレード知識がなくても預けるだけで簡単にできるのが魅力です。
銀行の金利に似ていますが、銀行の金利が0.001%程度であるのに対して、海外のステーキングでは10%以上になることもあります。
リスクの低い新しい運用方法で、中・長期的に仮想通貨を保有する予定のある方におすすめです。
Harmonyが今後上昇する要因とは??
Harmonyが今後上昇する要因は、大きく分けて2つあります。
1つ目は、他の取引所への上場可能性です。
まだ上場していない海外や日本国内の仮想通貨取引所への上場が増えると、基本的に取引量も増加します。
Harmony(ONE)はコインベース、OKEx、クラーケンといった大手取引所などには、まだ上場しておりません。
まだ発展する余地が残っていることは、価格上昇の要因だと言えるでしょう。
2つ目はdAppsの需要の拡大です。
Harmony(ONE)はデジタル資産の交換プラットフォームを提供しています。
また、今後NFTやDeFiの普及は、さらなる拡大が予想されます。
それに伴って、Harmonyの価値ひいては価格が上がる可能性は高いでしょう。
また、Harmony(ONE)は、2021年9月にロードマップを発表しました。
ロードマップに沿って開発が進んでいけば信頼が上がり、価値および価格の上昇が期待できるでしょう。
Harmonyを購入するリスク
ライバルの仮想通貨が多い
Harmony(ONE)には、ライバルとなるプロジェクトが多数あります。
中には、時価総額トップ10に入るような仮想通貨も存在します。
ライバルとなる仮想通貨が多いと、競争に負ける可能性が高くなります。
ライバルとなる主な仮想通貨は、以下が挙げられます。
- EOS(イオス)
- ATOM(コスモス)
- DOT(ポルカドット)
- Zilliqa(ジリカ)
- QuarkChain(クォークチェーン)
EOS(イオス)は、スマートコントラクトを利用した分散型アプリケーションのプロジェクトです。
また、クロスチェーン技術の高いATOM(コスモス)やDOT(ポルカドット)もライバルの仮想通貨だと言えます。
さらに同じシャーディング技術を取り入れているZilliqa(ジリカ)やQuarkChain(クォークチェーン)は、「高スループット」を特徴としていることもあり、競合になってくるでしょう。
開発チームの保有分が流通する
Harmony(ONE)は、開発チームや部門にトークンが割り当てられています。
現状では、総発行数に対して、開発チームや各部門に約60%のトークンが保有されている状態です。
この保有分がいずれ市場へ流通された時には、売り圧力となってしまい、通貨価値が上がりにくい状況に陥る可能性があります。
Harmonyの将来性について
Harmony(ONE)は、ステーブルコインの取り扱いに特化したDEX「Curve Finance」での稼働を開始しました。
また、ブロックチェーンと外部システム(オフチェーン)とをつなぐミドルウェア(中間処理役)の機能を持ったプラットフォーム「Chain Link」と統合されています。
今後も新たなる企業との協力関係や業務提携が進めば、伸びる可能性は十分にあるでしょう。
また、Harmonyからは、まだDeFiプラットフォームは開発されておりません。
今後の開発次第では期待は大きいと言えます。
さらに、DefiとDEXの機能を掛け合わせたブロックチェーンゲームの「DeFi Kingdoms」が2021年8月にローンチされました。
今後もこのようなGameFiが登場すれば、市場はさらに盛り上がることでしょう。
Harmonyの開発会社ってどんな会社??
開発会社であるHarmonyは、2018年にStephen Tse氏が創設したブロックチェーン系ベンチャー企業です。
2019年5月27日には、世界最大の仮想通貨取引所である「Binance」でIEOを実施しました。
Harmonyは、優秀な開発者たちのチームで構成されています。
創設者兼CEOのStephen Tse氏は、ペンシルバニア大学で仮想通貨プロトコルの博士号を取得しています。
マイクロソフトやAppleでエンジニアとしての経歴やGoogleではマネージャーを務めていました。
また、開発チームには、以前「Amazon」のWebサービスチームを率いたメンバーや、ライブ配信VR対応カメラを開発した「Video Stitch」のCEOだったメンバーも参加しています。
その他にも、コンピューターオリンピックの元王者やブルームバーグのジャーナリストなど、さまざまなジャンルのスペシャリストが集まったチームで結成された会社です。
Harmonyに投資すべきか
Harmony(ONE)は、上記で説明したようにスペシャリストが運営するチームで、今後の価格上昇の可能性が高いことが予想されます。
NFTやDeFiなどが普及すれば、さらなる発展の余地が残されています。
ビットコインやイーサリアムのガス代の高騰が問題になっている中、Harmony(ONE)は、独自のコンセンサスの採用により、遅延を防ぎ低コストを実現しています。
そのため、大手企業の採用率は高くなるでしょう。
有力な企業との連携が進み、競合となる仮想通貨も多い中勝ち残れば今後の投資先の1つとして候補になると考えられます。
Harmonyはどこで買えるの??
Harmony(ONE)は、2022年4月現在、日本国内の取引所では取り扱いがありません。
そのため、まず国内の取引所でビットコインやイーサリアムなどのペアとなる仮想通貨を購入し、Binanceなどの海外の取引所に送金して購入する必要があります。
Harmony(ONE)を取り扱っている海外の取引所
取扱の海外取引所
- Binance(バイナンス)
- Kucoin(クコイン)
- Gate.io(ゲート)
- Huobi Global(フォビグローバル)
- Bybit(バイビット)
海外の取引所の中では、Harmony(ONE)の取引量が最も多いBinanceがおすすめです。
Binanceは世界最大の仮想通貨取引所で、登録者数は1000万人を超えてます。
今後は、さらなる登録者数の増加が見込まれます。
また、Binanceはセキュリティも万全で日本語にも対応していて安心です。
前述したようにBinanceでは、年利最大20%のステーキングができます。
手数料も安くNFTの取り扱いもあります。
Harmony(ONE)を検討している方は、ぜひBinanceで購入されてみてはいかがでしょうか。
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Harmony(ONE)の買い方
ここでは、バイナンスでのHarmony(ONE)を購入する方法を紹介していきます。
Harmony(ONE)を購入するには、以下のいずれかが必要になるので、事前に準備しておきましょう。
- USDT
- BUSD
- TRY
まだバイナンスに登録されていない方は、以下の記事を参考にして登録を済ませておいてください。
バイナンスに登録する手順を画像で解説!!本人確認の失敗する原因や危険性について
ここでは、例として「ONE/USDT」をタップします。
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