ライブ配信の機能として「アーカイブ」というものがあり、よく耳にはするけれど詳しく何か正直わからないという人もいるでしょう。
そこで今回は、実際にライブ配信で月10万円以上稼いでいる私が、今更聞けなかったこの「アーカイブ」というものはなんなのか、詳しくご紹介します。
この記事を最後まで読むことで、アーカイブの以下3つについて理解することができます。
- ライブ配信のアーカイブとは??
- ライブ配信とアーカイブの違いについて
- アーカイブを残せるライブ配信アプリ
目次
ライブ配信のアーカイブとは??
現在、SNSや様々なメディアで取り上げられ利用されているライブ配信ですが、ライブ配信とセットでよく「アーカイブ」というものも耳にしませんか?
ライブ配信はそもそも、リアルタイムで今ある映像を流す配信方法です。
配信する側は、リアルな状況を配信することができ編集もいらないため便利ですし、視聴者側も今すぐ情報を得られたり、より臨場感のある視聴ができるというメリットがあります。
しかし、ライブ配信は今流れている映像を見返すことができなく、タイミングが合わない場合視聴をあきらめる必要があります。
そのデメリットを補うように、ライブ配信で流れた映像をそのまま保存することを、アーカイブ映像を残すといいます。
アーカイブ映像は、配信者のアカウントに掲載されるため、載っている間はいつでも見返すことができます。
副業おじさん
ライブ配信とアーカイブ配信の違いは??
ライブ配信はそもそも、リアルタイムで配信し、その場だけの映像となるため見返すことや、後で見るということができません。
一方、アーカイブ配信は、ライブ配信の映像を見返すためにある配信のため、何度も繰り返し見返すことができますし、後で視聴することもできます。
テレビ番組に例えると地上波で流れる番組はチャンネルが決まっており、本来リアルタイムでしかその番組を見ることができません。
しかし、録画機能を使ってその番組を保存しておくことで、後から録画を何度でも見ることができます。
つまり、アーカイブ配信はテレビの録画映像を見ることに近いものとなります。
- ライブ配信…リアルタイム配信
- アーカイブ配信…録画配信
アーカイブ配信とVOD配信の違い
アーカイブ配信の意味を調べていると、VOD配信との違いもはっきりわからないという人もいるでしょう。
アーカイブ配信は、ライブ配信した内容をそのまま残し、後ほど配信ができるようにたものですが、VOD配信は初めから動画を繰り返し見れるよう残すことを前提につくられた動画のことです。
そのため、リアルタイムのやり取りを録画するアーカイブ配信と比べてVOD配信の方が、より詳細にわかりやすく台本を組みながら話すことが必要となります。
VOD配信のほうが、リアルタイムを重要視していない分、よりクオリティーが求められます。
- アーカイブ配信…録画配信
- VOD配信…ビデオ配信
ライブ配信でアーカイブを残すメリットとは?
アーカイブを残すメリットをライバー目線から3つご紹介します。
- ライブ配信に間に合わなかった人にも見てもらえる
- 編集がいらない
- 自分でも見返すことができる
ライブ配信に間に合わなかった人にも見てもらえる
アーカイブを残す1番のメリットは、ライブ配信の時間に間に合わなかった視聴者にも、その映像を見てもらうことができる点です。
ライブ配信は、本来リアルタイムで配信することを目的としているため、その時間に視聴が間に合わなければ、見てもらうことができません。
しかし、アーカイブを残すことで、録画が残っていることになるため、掲載している間はいつでも見てもらうことができます。
アーカイブを残す前提で配信をすれば、配信者側も時間を気にせず自分のタイミングでできるでしょう。
また、あなたのファンなど何度も同じ映像を見たいという人もいるため、再生回数が増えたり、より熱いファンが増えることもあります。
副業おじさん
編集がいらない
アーカイブ配信はライブ配信の映像を残すというという作業のみであるため、本格的な編集はいりません。
そもそも、ライブ配信は編集技術がいらずスマホ1つで、メディアに配信できる便利なサービスです。
そのライブ配信を残すので、もちろん編集作業はいりません。
もし、録画配信を行う場合、カットやBGM入れ、テキスト入力など編集が必要ですし、その場合編集のクオリティーを求められることもあります。
しかし、アーカイブ配信であれば編集なしが当たり前なので、動画全体のクオリティーは求められません。
編集作業なしで録画映像を残すことができるメリットがあるのが、アーカイブ配信です。
自分でも見返すことができる
アーカイブ配信はもちろん自分でも見返すことができます。
ライブ配信は、通常自分が出演するため後からどのような完成度だったが、客観的に映像を見ることができません。
アーカイブ映像を残しておけば、後から第三者の目線で自分が映っている映像を確認することができます。
ライブ配信は、特に台本を決めずその場の軽いノリで話しながら配信をすることが多いです。
自分は間違った情報を言ってなかったか、あの時の言い回しはよくなかったんじゃないかライブ配信後に、不安に思うこともあると思いますが、そのような時でも、アーカイブ配信で復習ができます。
副業おじさん
ライブ配信でアーカイブを残すデメリットとは?
アーカイブを残すデメリットを配信者目線から2つご紹介します。
- リアルタイムで見てくれる人が減るかも
- 言動により気を付ける必要がある
リアルタイムで見てくれる人が減るかも
アーカイブを残す前提で配信をする人は、事前にSNSでその旨を告知したり、配信の始めに伝えることがあります。
視聴者にもよりますが、アーカイブが残るのであれば今見なくてもいいやと後回しにされることがあります。
後回しにしても見てくれればいいですが、誰でも面倒になったり忘れたりするので、結局その配信を見ずに終わってしまったということもあるでしょう。
しかし、視聴者の中にはリアルタイムで視聴することが好きな人や、コメントをしながら配信をしたい人もいるため、全員が視聴を後回しにするわけではありません。
リアルタイムでどうしても見てもらいたい場合は、コメントに積極的に答えたり、事前にアーカイブを残すことを伝えず配信をするのも1つの手でしょう。
言動により気を付ける必要がある
アーカイブ配信は、軽いノリで話すことの多いライブ配信の映像が残ってしまうため、より言動に注意する必要があります。
ライブ配信は、ゆるく話をして雑談をすることも多く、それにも需要がありますが、気を抜きすぎてネット上に配信をしていることを忘れてはいけません。
アーカイブに残す場合はもっと注意が必要で、ライブ配信だとその場で軽く話したことは、一瞬のため視聴者の記憶に残りにくいかもしれません。
しかし、アーカイブだと何度も視聴する人や、違和感に感じて巻き戻し再生する人もいて、視聴者からすれば一瞬ではなくなり、指摘をされる可能性もあります。
また、悪質な場合その部分だけを切り取って、変に情報を広めようとする人もいます。
ライブ配信だけでも言動には注意が必要ですが、アーカイブに残す場合はさらに注意深く、気を引き締めて配信をしてください。
ライブ配信でアーカイブを残す時に注意すべきこと
ライブ配信でアーカイブを残す時に注意すべきことを3つご説明します。
- 画質ができるだけ良い保存方法でおこなう
- 著作権の確認をおこなう
- 適切にタグ付けをおこなう
画質ができるだけ良い保存方法でおこなう
ライブ配信は通信環境やカメラの関係で、画質が悪くなってしまうことがあります。
ライブ配信だと、その時の配信中のことだけなので、そこまで気にする人はいないかもしれませんが、動画どしてアーカイブを残すのであれば、画質を気にする必要があります。
画質が悪い状態だと、リスナーの気持ちになった時見直すことを躊躇してしまうので、せっかくアーカイブとして残すので何度も見たくなるような、画質の良いものにできるよう考慮しましょう。
副業おじさん
著作権の確認をおこなう
アーカイブを残す時には、著作権に違反した発言や映像になっていないか再度確認をするようにしましょう。
ライブ配信の一瞬であれば、リスナーや配信を行っているライバー自身の記憶にもあまり残っていないかもしれませんが、見直してみると思っていなかったところで、配慮に欠けていることを行ってしまっていることがあります。
もちろん、ライブ配信でもそのような著作権違反や配慮にかける発言をしてはいけませんが、アーカイブを残すのであればより注意を張り巡らせなくてはなりません。
適切にタグ付けをおこなう
ライブ配信の内容をアーカイブに残すのであれば、アーカイブ動画に適切にタグをつけたり、サムネイルを工夫したりするなど、多くの人に見てもらえる工夫をしましょう。
せっかくライブ配信をして、アーカイブを残せるくらいのクオリティの動画ができたとしても、見てもらえなかったら意味がありません。
アーカイブの醍醐味は、何度も繰り返しみることができることです。
そのアーカイブの利点を最大に活かすためにも、多くの人に見てもらえるための宣伝活動やSNSのタグ付けは、きっちり行うようにしましょう。
副業おじさん
アーカイブが残せるオススメのライブ配信アプリ3選!!
アーカイブが残せるオススメのライブ配信アプリを3つご紹介します。
- Pococha(ポコチャ)
- ふわっち
- ピカピカ
アーカイブが残せるオススメのライブ配信アプリを3つご紹介します。
Pococha(ポコチャ)
ポコチャは、(株)DeNAグループが運営するライブ配信アプリです。
ライブ配信アプリは、海外の会社が運営していて日本に上陸というパターンが多いですが、ポコチャの運営会社は、日本の大手企業グループが運営しているためより、安心して配信をすることができます。
安全性が高いからか、女性で初心者のライバーが始めるアプリとしても定評があります。
海外の人も利用できるサービスだと、知らない外国人がコメントしてきて困ったということもありますが、ポコチャはそのようなこともないため安心です。
Pococha(ポコチャ)は稼げない??評判や時間ダイヤの時給の上限について
ふわっち
ふわっちは、投げ銭の還元率が業界最大級のライブ配信アプリで稼げるシステムが揃っています。
そのため、ライバーを職業として、どんどん稼ぎたいライバーは、ふわっちを選ぶことも多いです。
このように、ふわっちは派手な一面もありますが、自分のペースで配信している趣味ライバーもたくさんいます。
多様多種なライバーが存在する自由な雰囲気のライブ配信であるため、傾向の違うライバーが多くおり、視聴者側もそれを楽しんでいます。
自分自身が楽しく配信を行うことが大切であることを、思い出させてくれるような配信なアプリです。
ふわっちは稼げない??稼ぐコツや収益化の条件について
ピカピカ
ピカピカというアプリは、「声で最高の楽しみを」というコンセプトのラジオ配信アプリです。
ラジオ配信のため、基本的に顔出しはせず声だけで配信を行います。
運営会社は中国系列の会社ですが、日本では夢の光株式会社という日本企業が運営を行っているため安心です。
ピカピカは、配信時間や投げ銭の数に応じてユーザーのレベルが上がっていくシステムで、継続することで努力が実りやすい配信アプリです。
また、コラボ機能もよく使われており、一枠最大4人までコラボすることが可能で、みんなでワイワイ楽しく配信ができます。
ピカピカはどれくらい稼げるの??還元率や換金方法について現配信者が教えます
自分にあった配信方法&アプリをみつけよう!
ライブ配信のアーカイブを残すことは、メリット・デメリット両方の要素があり、なかなか判断が難しいでしょう。
人それぞれですが、まだリスナー数が定まらないうちはアーカイブを残しておくことをオススメします。
配信していない間でも自分のことをリスナーに知ってもらう機会が少しでも多い方が、後に重要だと考えています。
ぜひ、自分に合った配信方法とアプリを見つけて、ライブ配信で稼げるライバーになりましょう! ライブ配信に人が来ない原因とは??稼げない配信者から稼げるようになる方法 ライブ配信で稼ぐコツ8選!!利用者が多く還元率が高い配信アプリとは?? 【2024年版】ライバーがオススメする稼げるライブ配信アプリランキング ライブ配信はどれくらい稼げる??人気配信アプリや稼げる仕組みについて