ピカピカを配信者として始めてみたいけど、実際どのくらいのお金が稼げるのか気になりますよね。
そこで今回は、ピカピカで1年間配信者をしている私が、実際に稼げる金額や還元率、ピカピカで配信するメリットなどについてどこよりも詳しく紹介していきます。
この記事を最後まで読むことで以下の3点についてわかります。
- ピカピカで配信するメリット
- ピカピカの還元率
- ピカピカで稼げる金額
目次
ピカピカとは??
ピカピカというアプリは、2018年に誕生した比較的新しい配信アプリです。
「声で最高の楽しみを」というフレーズをコンセプトに運営されており、ラジオ配信アプリとなっています。
ピカピカの元となっているのは中国の会社ですが、日本では夢の光株式会社というところが運営。現在ではバーチャル配信なども実装されています。
ピカピカは誰でも気軽に始めることができます。投げ銭アイテムであるギフトも他アプリと比較して可愛らしいものが多く、定評があります。
また、配信時間や投げ銭の数に応じてユーザーのレベルも上がっていくので、継続する楽しみもあります。
コラボ機能も付いており、一枠最大4人まで上がることが可能。さらには2つの枠をつないでコラボ配信もできるので、なんと各枠の枠主を含めて最大10人で話をすることもできるのが大きな魅力です。
ピカピカで配信するメリット
ピカピカで配信をする上では、様々なメリットがあります。
声だけのアプリではありますが、使い方次第では十分に楽しむことができるのです。
ということでここからは、ピカピカの魅力について紹介していきます。
顔出しをせずに配信できる
ピカピカで配信をする最大のメリットとも言えるのが「顔出しをしなくて良い」という点です。
巷に溢れている人気配信アプリは基本的に顔出しが必須。
ただ、「顔出し配信の自信がない」「配信はしてみたいけれど顔を出さなければならないのは抵抗がある」という人が多いのも事実。
ピカピカでは、「声」を通じてつながることをモットーとしているので、顔出しをしなくても配信ができるのです。
また、ピカピカでは自分の好きなアバターを作ってVtuberのようにバーチャル配信をすることも可能。契約配信者になったり注目を集められるようになれば、自分独自のアバターを作ってもらえるチャンスもあります。
本当に声だけで勝負することができるので、「歌配信」などをメインにしていきたい人にとっては特におすすめです。
歌配信・ゲーム配信ができる
ピカピカは顔出しをして配信するわけではありません。
基本的には声で勝負をすることになるので、前述のように「歌配信」にぴったり。
また、キャプチャ機能を使うことで「ゲーム配信」をすることもできます。
必要な機材がそろっていれば、オーディオインターフェースやマイクをつないで高音質の「歌配信」をすることが可能。
OBSソフトを使えば、スマホのゲームやテレビゲームを画面に映してゲーム配信をし、みんなで盛り上がることもできるのです。
ピカピカではコラボ配信機能もあるので、複数人で話をしながらワイワイゲームをすることもできます。仲良しさんが仲良しさんを呼んで、交友の話を広げることも可能。雑談配信などもありますが、中心となっているのは歌配信やゲーム配信です。
もらったポイントを換金できる
ピカピカでは投げ銭システムというものが導入されており、リスナーから配信者にギフトを送って応援することができます。
ギフトは配信者のポイントとなり、多いほど人気配信者ということになり、注目されやすくなります。
もらったギフトはただその配信者のステータスとなるだけではなく、換金をすることもできます。
もちろんもらった配信者が自分のギフトポイントに交換して他の人に投げることもできますが、換金をする人の方が多い印象です。
自分が頑張れば頑張った分だけお小遣いをもらうことができるというのは、嬉しいシステムではないでしょうか。リスナーさんを喜ばせるためにどんなことをしたらいいのか、と配信者自らがモチベーションを上げるきっかけにもなります。
ピカピカで配信するデメリット
ピカピカでは声のみで配信ができることなど、さまざまなメリットがあります。
ただ、それ以上にデメリットもあるので、気をつけなければなりません。
ということでここからは、ピカピカをする上での残念なポイントについても触れていきます。
利用者数が少ない
ピカピカはまだ始まったばかりのアプリということもあり、利用者数がそこまで多くありません。
現在では利用者の数は10万人ほど。
他の大手アプリは250万〜4500万人などですから、桁違いの数字となっています。
やはり現段階では顔出しアプリの方が需要があるのか、配信者や会員数は多めの傾向にあります。
利用者数が多ければそれだけで配信への訪問者も必然的に増えますから、ファンを獲得しやすくなります。
ピカピカの場合は残念ながら、大手配信者でも配信を1時間ほどやっても、20人来るか来ないかというところ。
他の配信に遊びに行こうにも配信数自体がまだまだ少ないので、時間帯によっては全然交流が持てないということもあります。
利用者数は今後伸びていくとは思いますが、それでも現段階ではなかなかファンを増やしにくいのが現状です。
親しい仲間を見つけて会話をする、ということが多い印象です。
現金への換金ができない
近年ではさまざまな配信アプリで、収益化ができるようになってきました。
自分が楽しく配信していたら気付かぬうちにお小遣いがたまっていたというのは嬉しいものですよね。
中には配信の投げ銭のみで生活をしている人もいるほどです。
ただ、ピカピカの場合はそこまで多くの収益を望むことはできません。
基本的に配信アプリでは得た収益をそのまま現金に換金できるところが多いですが、ピカピカの場合は現段階ではAmazonギフトにのみ換金可能となっています。
Amazonギフト券への交換も助かるといえば助かるのですが、やはり使い道が限られてしまうのがデメリットです。今後現金への換金も視野に入れているのかもしれませんが、現段階では現金への換金ができない以上、ピカピカだけで稼いでいくというのは難しそうです。Amazonギフト券を換金することもできますが、手間がかかってしまう上に手数料が引かれてしまいます。
ピカピカの報酬について
ピカピカの還元率は、約21%となっています。
つまり、10000ポイントを貰えば3000円がもらえる仕組みです。
収益は以下の数式で割り出すことができます。
例えば100ポイントのギフトをもらった場合には、「100÷5×0.3%=6」となり、6円分の収益となります。
ピカピカの還元率はほかのアプリと比較すると、あまり高い数字とは言えません。
配信者に配分される以外の79%は手数料などで運営側の収益となってしまうのです。
ちなみに、ピカピカ内で最も高いギフトは「時超え恋」と呼ばれるアイテム。
こちらは298.000ポイントも必要な超高額ギフト。
送るには8万円以上もの課金が必要となります。
このアイテムをもらった場合でも、もらえる額は17,880円。
一つのアイテムで20,000円ほどの収益になるのはすごいですが、残念ながら多くの部分を手数料として削られてしまうのです。
ピカピカの換金方法について
ピカピカで換金をする方法は、難しくはありません。
まず、マイページに行き、「ダイヤ」というところをタップします。すると自分が今換金できる額の残高が表示されるので、確認をしたら右下の「換金申請」というところを押せばOKです。
ピカピカの最低換金額は2,000円からとなっています。
つまり、ポイントを稼いでも2,000円以下の段階では引き出すことができません。
2,000円以上の場合はボタンを押すことができるので、案内通りに進んでいきましょう。
ピカピカでは換金したポイントは申請の翌月末にメールで届きます。
Amazonギフト券での送付になるので、届いたメールから受け取りましょう。
また、前の換金申請が審査中になっている場合には新たに換金申請をすることができないので、注意が必要です。
また、得たポイントは他の人に送るポイントに替えることもできます。
特にピカピカでの収益を目的にしていない場合には、他の人の応援に使うのでも良いでしょう。
ピカピカの契約配信者って何??
ピカピカは誰でも楽しむことができますが、ある程度実績を積むと運営と一緒にアプリを盛り上げる「契約配信者」というものになることもできます。
契約配信者になると月々の配信ノルマが課せられる代わりに、アプリ内バナーへの掲載やポイント数に応じたボーナスをもらうことができるという特典が得られます。
契約配信者になると、1か月あたり1時間以上の配信を8日以上することがルールとなります。
また、申請するためには申請当月もしくは前月の獲得ポイントが20万以上必要。
また、契約配信者になった後も、配信時間を守らなかったりマナー違反をしたりすると、契約解除となるので気をつけなければなりません。
契約に至らなかった場合でも、申請は何度でも行うことができるので、めげずにチャレンジすることも可能。
人気配信者になれば、運営側から契約配信者の誘いをもらえることもあります。
定期的に配信ができる状態にある人は、ぜひ目指してみてください。
ピカピカはどれくらい稼げるの??
ピカピカは還元率もあまり高くはありませんし、さほど大きく稼げるアプリではないように思います。
あくまでもお小遣い程度で、月に数千円から数万円ほどもらえたらいいな、という人であれば、頑張り次第では達成できるでしょう。
人気配信者になると月に20〜30万円ほど稼いでいる人もいるようですが、ほんの一握り。
いずれにしても生活の大部分を配信に割けるような人でないと、正直厳しいと言わざるをえません。
イベントなども少ないので、自主イベントをしてポイントを投げてもらう、というスタイルの人が多いように感じます。
ただ、リリース当初と比べるといろいろなコンテンツが追加されてきているので、今後のさらなるレベルアップには期待できます。
ピカピカで配信してみた感想
私自身、ピカピカでは1年と少し、メインで配信活動してきました。
歌い手として歌枠を中心に運営をしてきましたが、基本的には新規の人が増えるというよりは、固定のリスナーさんがずっといてくれる、という印象でした。
登録者数がどうしても少ないので、新たに仲間を探すのはなかなか難しいもの。
仲良しの人の配信で仲良くなる人とつながることはあっても、全くの初見さんが定着してくれる可能性は少ないように思います。
また、仲良くなった人も徐々にほかの配信アプリに移動してしまうようになり、今では古参の人は少ない印象です。
ただ、固定のリスナーさんに気に入ってもらうことができれば、ある程度は稼ぐことが可能です。
私の場合は顔出しをしたくなかったので、そういう人にとっては非常に助かるアプリだと思います。
また、コラボもできるので人と話したい人、また歌枠やゲーム配信をしたいという人にとっても使い勝手の良いアプリです。
そこまで報酬は気にしていないけれど、とにかく人との繋がりを大切にしたいという人は、ぜひ利用してみてください。
音声配信で稼ぎたいということであれば、還元率がピカピカよりも高く、現金にも換金ができるSpoonがオススメです。