今年、世界的にNFTのブームが凄まじく、日本でもNFT作品を販売して大金を稼いだ人が注目されましたよね。
これにより、NFTに対する興味を持って購入したいと考えている人も少なくないと思います。
日本にもNFTマーケットプレイスは存在しますが、海外のマーケットプレイスと何が違うのか、日本にはどんなマーケットプレイスがあるのかなどが理解できずに、中々NFTの購入に至ってない方もいるでしょう。
そこで今回は、日本のNFTマーケットプレイスを利用するメリットや日本のオススメのNFTマーケットプレイスについて紹介していきたいと思います。
この記事を最後まで読むことで以下の3つについて理解することができます。
- 日本のマーケットプレイスのメリット
- 日本でのNFTの市場規模
- 日本でオススメのNFTマーケットプレイス
目次
日本にいてもNFTの取引できるの??
結論からお伝えすると、日本でNFTの取引が可能です。
基本的には、NFTマーケットプレイスを通じて、NFTを取得する形となります。
オンライン上での取引となるため、国内外のNFTを取引可能です。
NFT市場に国境はありません。
基本的には、NFTを取り扱うプラットフォームに登録し、一定の資金さえあれば、誰しもNFT取引をスタートできます。
NFTは投資対象としても、新たな技術としても世界的に大きな注目を集めています。
NFTを活用し、日本にいながら一夜にして「NFTドリーム」を掴む可能性もゼロではありません。
NFTで稼ぐためにも、国内外の動向や取引可能なNFTマーケットプレイスを確認しておきましょう。
日本でのNFTの市場規模
DappRadarのデータによると、2021年のNFT市場は2020年の1億ドル未満から230億ドル以上の取引高を記録し、飛躍の年となりました。
日本におけるNFTの市場規模に関するデータはありませんが、世界市場と同様、大きな市場だと考えられるでしょう。
世界的なNFTブームの流れを受け、国内においてもNFT作品への高額落札やNFTマーケットプレイスへの参入が相次ぎました。
中でも日本は、ゲームやアニメなど、NFTと親和性の高いコンテンツが数多くあります。
暗号資産市場の拡大や感染症拡大に伴う生活のオンライン化などにより、NFTは今後さらに成長するでしょう。
NFTで大金を稼いだ日本人達
NFTで大金を稼ぐ日本人が日を追うごとに増えています。
2021年3月25日には、せきぐちあいみ氏のVRアートが約1300万円で落札。
5月には、セクシー女優の波多野結衣のデジタル写真をNFT化し、販売。
なんと7分で完売し、売上合計額は約1億6,000万円を記録しています。
10月30日には、国内初のNFTアートを使ったオークションが東京都渋谷区で開催され、最高落札額は839万5,000円でした。
11月15日には、アーティスト・ケイゴイノウエの作品14点がNFTマーケット「Foundation」にて完売し、落札総額は700万円を超える結果となったことを発表しています。
2021年は写真やアート、トレーディングカードのNFT化により、大金を稼ぐ日本人も目立つようになりました。
数百・千万単位で稼ぐ日本人がいるものの、世界的にはまだまだ発展途上です。
世界を見渡すと、億単位で資金の集まる成長市場。今後はNFT市場で、日本人の億円プレイヤーが登場するでしょう。
日本のNFTマーケットプレイスを利用するメリット
NFTの可能性や市場規模についてはご理解いただけたでしょう。
では、実際にNFTはどこで取引できるのでしょうか。
正解はNFTマーケットプレイスです。
一概にNFTマーケットといっても、さまざまな種類があります。
世界的にはまだまだ知られていませんが、日本のNFTマーケットプレイスでNFTを取引することが可能です。
日本のNFTマーケットプレイスを利用するメリットは以下の3点です。
- 日本語に対応している
- 普段使っている金融サービスと連携して利用できる
- 大金を稼げるチャンスがある
それでは、それぞれ詳しく解説します。
日本語に対応している
当然ですが、日本のNFTマーケットプレイスは言葉の不自由なく利用できるメリットがあります。
日本のNFTマーケットプレイスは新しくリリースされたものが多く、世界的には主流ではありません。
とはいえ、しっかりと仕組みを理解して利用できるという点で、国内のNFTマーケットプレイスをおすすめします。
普段使っているサービスと連携して利用できる
日本のNFTマーケットプレイスのほとんどは、他の提供サービスと連携可能です。
普段使っているアプリやサービスと連携し、シームレスにNFTを取引できるのはメリットといえます。
日本のNFTマーケットプレイスを活用することで、NFTがより身近なものになるでしょう。
大金を稼げるチャンスがある
日本において、NFTマーケットプレイスはまだまだ知られていない存在です。
ユーザーが少ないため、ライバルが少ないといえるでしょう。
日本のNFTマーケットプレイスを早めに使いこなすことで、先行者利益を獲得可能です。
例えば、「まだ知られていないクリエイターのNFTを仕入れておき、価値が上がってから売りさばく」などの利益を享受できるかもしれません。
日本のNFTマーケットプレイスを利用するデメリット
一方で、デメリットがあることも事実です。日本のNFTマーケットプレイスを利用するデメリットは以下となります。
- 流通量が少ない
- 利用制限がある
メリットとデメリットを理解した上で、利用しましょう。
それでは、具体的に解説します。
流通量が少ない
国内のNFTマーケットプレイスは立ち上げられたばかりのため、海外の有名プラットフォームと比較すると、NFTの流通量が少なくなっています。
そのため、頻繁に取引できません。
利用制限がある
各NFTマーケットプレイスには、利用制限が設けられています。
年齢や資金によっては、利用できないかもしれません。
また、NFTマーケットプレイスに対する規制は定まっていない状況です。
日本に限らずですが、政府の対応によっては、NFT利用に対する規制がかけられるリスクも頭に入れておきましょう。
新しい技術であるため、規制との戦いはつきものです。
とはいえ、日本政府はブロックチェーン技術などのデジタル技術を促進する意向を示しています。
今のところ、厳しい規制がかけられるリスクは少ないといえるでしょう。
海外と日本のNFTマーケットプレイスどっちを利用した方が良いの??
日本のNFTマーケットプレイスのメリット・デメリットについては理解いただけたでしょう。
結局、海外と日本のNFTマーケットプレイスどっちを利用した方が良いのでしょうか。
結論からお伝えすると、どっちも利用することをおすすめします。
国内、海外と一括りにするのではなく、プラットフォームによって特色が大きく異なります。
自分に合ったNFTマーケットプレイスを利用することが重要です。
基本的に登録するだけであれば無料なので、興味のあるものには全て登録しておくと良いでしょう。
海外のNFTマーケットプレイスでは、世界最大規模を誇る「OpenSea」が有名です。
OpenSeaはニューヨークに拠点を構え、世界に先駆けて2017年12月からサービスを開始しました。
他にもさまざまなNFTマーケットプレイスがシェア争いを繰り広げています。
まずは、日本で安心して取引できる国内NFTマーケットプレイスでの利用をおすすめします。
日本で取引できるオススメのNFTマーケットプレイス4選!!
2021年、日本で取引できるNFTマーケットプレイスが続々とリリースされました。
今回は代表的なNFTマーケットプレイスを紹介します。
Coincheck NFT
Coincheck NFT(β版)は、国内最大級の暗号資産取引所Coincheckが運営するNFTマーケットプレイスです。
2021年3月24日、国内初のNFTマーケットプレイスとしてリリースされました。
Coincheck NFT(β版)では、ユーザー同士でNFTと暗号資産の取引ができます。
Coincheckの口座を持っている人はNFTの出品・購入・保管が可能であり、出品・購入にかかるネットワーク手数料(Gas代)は無料です。
Coincheck NFTでは、人気トレーディングカードゲーム「Crypto Spells 」や世界的ブロックチェーンゲーム「The Sandbox」などのNFTを取り扱っています。
取扱タイトルは随時追加予定です。
Adam byGMO
Adam by GMOはGMOインターネットグループが運営するNFTマーケットプレイスです。
NFTデジタルコンテンツの決済・流通を実現する、NFT出品・購入のためのプラットフォームとなります。
イーサリアムによる決済のほか、口座振り込みやクレジットカード払いに対応するなど多様な決済手段に対応。
また、作品購入の都度、NFTコンテンツの作者であるクリエイターにロイヤリティが還元される仕組みとなっているため、クリエイターのファンは「Adam byGMO」で作品購入を行うことで、応援するクリエイターへの支援ができます。
他にも、購入したNFTコンテンツの保有者のみが視聴できる保有者限定コンテンツも提供しています。
限定コンテンツは画像や音楽、動画等の形式で提供され、保有者以外のユーザーは視聴ができません。
NFTマーケットβ
NFTマーケットβは LINEの暗号資産事業およびブロックチェーン関連事業を展開するLVCが運営しているNFTマーケットプレイスです。
2021年6月30日より同社の提供するデジタルウォレットサービス「LINE BITMAX」内で出品・購入アイテムを限定した形でリリースされました。
ベータ版では、LVCが提供するNFTアイテムのみ出品・購入が可能で、利用時の手数料であるコンテンツ料は無料となります。
また、イーサリアムチェーンなどでは、NFTアイテムの取引時にネットワーク利用料としてガス代が発生しますが、「LINE Blockchain」ではネットワーク利用料はかかりません。
なお、決済に利用できる暗号資産はLINEの独自暗号資産「LINK」となります。
nanakusa
nanakusaは、ブロックチェーンプラットフォームサービスを手掛けるスマートアプリが運営するNFTマーケットプレイスです。
個人アーティストがNFTを発行・販売できるプラットフォームとなります。
NFT売買における対応トークンはイーサリアムとPolygonの2種類。
nanakusaサービス内で発行されたNFTであれば、二次流通にてユーザー同士の売買においても、永続的に事業者・制作者にロイヤリティが還元される仕組みとなっています。
ロイヤリティの還元率は、NFT発行時に事業者・制作者が設定可能です。