ブログ運営する上で様々な場面で今注目されているChatGPTが活用されていますよね。
ですが、このChatGPTを利用していく中で中々こちらが求めている出力内容を出してくれなかったりします。
そこで重要になってくるのが「プロンプト」です。
このプロンプトの内容次第でChatGPTが出力してくる内容の質が大きく変わります。
今回は、ブログ運営者にとって有用なプロンプトやプロンプトを扱う上での注意点などについて紹介していきます。
この記事を最後まで読むことでブログでChatGPTを活用したいと思っている方が気になる以下の3つについて理解することができます。
- プロンプトとは??
- ChatGPTを活用したSEOに強い記事作成方法
- プロンプトを扱う上での注意点
目次
プロンプトとは??
そもそもプロンプトについて理解していない方も少なくないと思います。
このプロンプトとは、簡単に言うと、ChatGPTに指示する時に使う入力コマンドと思っていたら良いでしょう。
例えば、ChatGPTにこのような指示をしたとします。
この「プロンプトってなに??」の部分がプロンプトになります。
プロンプトによってChatGPTが出力する内容の質が大きく変わるため、非常に重要になってきます。
ChatGPT3.5と4どっちがいい??
ChatGPTには3.5とChatGPT3.5Plus/4の2つあります。
この2つの違いを、わかりやすく表でまとめてみました。
ChatGPT3.5と4の違い | ||
---|---|---|
ChatGPT3.5 | ChatGPT3.5Plus/4 | |
文字制限 | 2048文字 | 25000文字 |
回答の正確さ | 普通 | 高い |
拡張機能 | 無し | 有り(プラグイン) |
価格 | 無料 | 20USドル/月 |
ChatGPT3.5Plus/4は月々利用料金がかかりますが、その分3.5と比べて性能が全般的に高いです。
そのため、ブログ運営でChatGPTの利用を考えている人は、機能を拡張できるプラグインが利用可能なChatGPT3.5Plus/4の方に加入することを強くオススメします。
プロンプトによって出力内容が変わる
ChatGPTを利用したことがある人ならわかると思いますが、プロンプトの内容によって出力内容が大きく変わってきます。
例えば、「株式投資の仕組み」についてこのようにシンプルに聞いてしまうと専門用語があって初心者には少し難しい内容が返ってきます。
なので、もう少し初心者にもわかりやすいようにこのようなプロンプトを付け加えてみました。
・専門用語を使わない
・株式投資をしたことがない初心者に向けて書く
すると専門用語が少なく、初心者でもわかりやすい説明を出力してくれました。
プロンプトの内容によってChatGPTが返してくれる内容が変わってくるので、プロンプトはより具体的に記述してあげることが重要になってきます。
ChatGPTのプロンプトを扱う上での注意点
ChatGPTのプロンプトを扱う上で以下の3つには注意しましょう。
- 英語よりも精度が落ちる
- 正解はない
- 出力内容に誤りもある
英語よりも精度が落ちる
ChatGPTは英語をベースに作られているAIです。
そのため、どうしても日本語の精度が低かったり、出力内容の日本語文がおかしかったりすることもあります。
出力内容の精度を上げたい場合は、英語でプロンプトを入力し、出力内容を翻訳してもらって日本語文に変えるやり方も良いでしょう。
正解はない
ChatGPTに出力する内容はプロンプトの内容に依存しますが、このプロンプトの内容に正解はありません。
本記事の次章でも紹介するプロンプト内容が正解かどうかもわかりません。
もっと良い内容を出力してくれるプロンプトがあるかもしれません。
なので、ネット上で紹介されているプロンプトだけに依存せずに、自分なりのやり方でより自分が求めている回答をChatGPTがしてくれるように試行錯誤してく作業も大事になってきます。
出力内容に誤りがある
最近ChatGPT3.5から4に進化しており、情報の精度は上がりました。
ですが、まだまだ情報の正確さには欠けている部分が多々あります。
例えば、ChatGPT4に元SMAPの木村拓哉さんの誕生日は聞いたところこのような回答が返ってきました。
本当の年齢は、50歳ですので誤っている情報となります。
このように平気で謝った情報を出力してくるので、出力してくる情報全てを鵜呑みにするのは危険ですので、注意が必要です。
SEOに強いブログ記事を作るためのプロンプト
ブログ運営をしていく上でChatGPTを使う際、一番利用する場面が記事作成の時だと思います。
ただ、いくらChatGPTで自動的に記事を生成したとしても検索上位に表示されなかったら、意味がありません。
なので、実際に私も利用してるSEOに強いブログ記事を作るまでに利用するプロンプトを紹介していきます。
今回は、例として「ブログ 始め方」のキーワードで記事を作っていきます。
1.記事構成を作成する
キーワード選定ができたらそのキーワードに関してプロンプトを入力していきます。
利用するプロンプトは以下になります。
構成を考える上で以下の7つの条件を守ってください
・あなたはプロの〇〇です
・あなたはSEOライターです
・「〇〇 〇〇」のキーワードで検索上位に表示されている記事3つを参考にする
・専門的な用語は使わない
・出力する際は<h2>と<h3>を活用する
・<h2>と<h3>の下に文章を入れない
・見出しに番号を付けない
構成が不十分だと感じた場合、以下のプロンプトで見出しを追記してもらいましょう。
確認して問題なければ、不要な見出しを消していき、記事の構成を整えていきます。
2.記事の本文の作成
先ほどChatGPTに生成したもらった記事構成で記事の本文を作っていきます。
プロンプトは以下の内容となります。
上記の記事構成で記事を作成してください。
記事を作成していく上で以下の6つの条件を守ってください
・あなたはプロの〇〇です
・あなたはSEOライターです
・「〇〇 〇〇」のキーワードで検索上位に表示されている記事3つを参考にする
・専門的な用語は使わない
・です・ます調で記事を書く
・出力する際は<h2>と<h3>を活用する
3.タイトル
記事の本文が完了したらタイトルを作成していきます。
プロンプトは以下になります。
タイトルを考える上で以下の7つの条件を守ってください
・あなたはプロの〇〇です
・あなたはSEOライターです
・「〇〇」のキーワードで検索上位に表示されている記事3つを参考にする
・専門的な用語は使わない
・タイトルの文字数100文字程度
・「〇〇」「〇〇」は必ずキーワードに含める
・記号は「!」、「?」、「、」しか使ってはいけない
4.導入文
タイトルをベースに導入文を作成していきます。
導入文を作成する上で以下の7つの条件を守ってください
・あなたはプロの〇〇です
・あなたはSEOライターです
・「〇〇 〇〇」のキーワードで検索上位に表示されている記事3つを参考にする
・専門的な用語は使わない
・記事を読むことで悩みが解決することを書く
・読者の悩みへの共感を意識する
・質問から始める
5.メタディスクリプション文
次に記事の構成を元にメタディスクリプション文を作っていきます。
メタディスクリプション文を作成する上で以下の7つの条件を守ってください
・「〇〇 〇〇」のキーワードで検索上位に表示されている記事3つを参考にする
・専門的な用語は使わない
・ディスクリプションは120文字前後
・文字数も記載する
・記事の構成案を参照する
記事の構成案:
(先ほど生成した記事構成文を入れる)
ブログ運営に活用できるプロンプト
先ほどは記事作成する上で活用できるプロンプトを紹介してきましたが、ChatGPTは記事作成だけでなくブログ運営の中でも様々な場面で利用できます。
特に以下のような場面で活用できるので、それぞれ私が実際に利用しているプロンプトを紹介していきます。
- リサーチ
ブログ運営をしているほとんどの方は、Twitterでも情報発信を行なっていると思います。
ですが、中々良いツイート文が思い浮かばなかったりする時もあるでしょう。
そんな時に使えるのが以下のプロンプトです。
(思いついた一文を入力)
上記の文章の修正文を次の4つの条件に従って作ってください
・#タグを含めて130~140文字で書く
・理由を書いてより具体的に
・3~4つの文章で作ってください(#タグは文章には含めない)
・#タグは「〇〇」に関連するものを使うこと
また、その修正文を10パターン作ってください
ここでは、「ブログで稼ぐのはきつい」という一文を例として使ってみました。
リサーチ
記事を書く際、色んな資料や記事を参考にすると思います。
ただ、あまりにも文章と読むのも大変で疲れますよね。
そんな方にオススメなのがこちらのプロンプトです。
参考元のURL先を瞬時に要約してくれます。
上記のURL先の文章をわかりやすく要約してください
プロンプト入力が面倒な方にはCatchyがオススメ
今回、ChatGPTのプロンプトについて紹介してきましたが、記事作成に特化してAIを使っていきたいと考えている方には、ChatGPTをベースに作れられた文章生成に特化したAIツールCatchyがオススメです。
Catchyは、ChatGPTよりも簡単に自分が求めている記事を出力してくれます。
Catchyの場合プロンプトの入力は一切不要で、ただ項目に従ってこのように入力するだけです。
Catchyでは、導入文だけでなく、以下の文章も簡単に生成できます。
- タイトル
- 文章のリライト
- 記事の見出し
- 記事の本文
- インタビュー記事用の質問
- キーワードから文章生成
- 記事のアイデア
他にも様々な場面で利用できる文章生成ツールが100種類もあるので、興味がある方は今なら無料キャンペーンを行なっているので、是非活用してみてください。
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