キングコングの西野さんや人気ブロガーのマナブさんなどが音声配信しているボイシーというアプリですが、同じように「私も配信してみたい」という方少ないと思います。
しかし、配信を始めてみたいと思ってるなら、どうやって始めるのか、その配信でどれくらい稼げるのか理解する必要がありますよね。
そこで今回は、ボイシーで収益化する方法や配信方法などを紹介していきたいと思います。
この記事を最後まで読むことで以下の3つについて理解することができます。
- ボイシーで配信するメリット
- ボイシーでの収益化
- ボイシーで配信する方法
目次
ボイシーとは??
ボイシーとは、株式会社Voicyが運営する音声プラットフォームです。
ボイシーは、日本発祥の2016年から提供を始めているサービスで、2021年6月時点で800以上のチャンネルが配信を行っています。
運営会社の株式会社Voicyは、音声×テクノロジーでワクワクする会社を作ることを目的としており、声のブログとしてボイシーのサービス提供を行っています。
芸人やモデルなどの芸能人からブロガーや実業家まで幅広く利用されています。
ボイシーで配信するメリット
ボイシーで配信をするメリットは以下の3つになります。
- レベルの高い配信者の仲間入りができる
- 他コンテンツの宣伝効果抜群
- 細かな編集や機能を利用する必要がない
レベルの高い配信者の仲間入りができる
ボイシーは、かなり厳しい審査制の音声配信サービスであるため、審査に通ること自体がステータスになります。
ボイシーはリスナーが面白い配信者に出会えるようにあえて、審査制を取っています。
また、その審査はとても厳しく、審査に受かる人は毎月数名です。
音声配信アプリの多くは、審査がなく誰でも簡単に配信者になれるものが多いです。
しかし、ボイシーとしてはあえてここを審査制にすることによって、話す側を制限しクオリティーの高いチャンネルに絞ることで、音声配信の基盤をつくろうとしています。
音声配信の歴史はまだ浅く、誰でも配信可能にして話し手を大幅に増やしても、市場は広がらないというボイシーの見解があります。
そのため、ボイシーの審査に通ったということは、数少ない配信者に選ばれたということで、ぜひ自信を持って欲しいです。
他コンテンツの宣伝効果抜群
ボイシーは、他コンテンツに集客をしたい場合にも利用ができます。
ボイシーでは、収益を得られる機能がありますが、ボイシーのみをメインの稼ぎ頭として活動を行っている人はほとんどいません。
配信者は、他に活動の拠点があって、その活動や知識をボイシーという音声コンテンツを使って世間へ配信をしています。
そのため、雑談のような配信よりも何かのテーマに沿って配信者がトークをし、リスナーのもとへ届くことが多いです。
例えば、普段YouTubeで活動している人がYouTubeの撮影で起きたことやそこで学んだことを配信したり、Instagramで漫画の投稿をしている人が、その内容について語ったりします。
ボイシーで他の活動内容を話すことで、リスナーはその人自体に興味を持ち、他の配信サイトや商品の購入をしてくれる可能性が出てきます。
細かな編集や機能を利用する必要がない
ボイシーの配信者は1発撮りで録音して、配信することが多いです。
ボイシーには、元々複雑な編集ソフトや、機能が入っていないため録音といってもリアルな声がリスナーのもとに届きます。
それでも、配信者のレベルが高いためリスナーとしては聞きやすい内容となっていますし、配信者からしても、気軽にボイシーで投稿をすることができます。
また、ボイシーの配信は長い時間録音できないようになっているため、リスナーからしても日常生活の中で、気軽に流しておけるコンテンツとなっています。
ボイシーの時間を生活の中で取らなくても、ながら作業で片手間に聞くというリスナーが多くいます。
ボイシーで配信するデメリット
ボイシーでの配信はメリットだけでなく以下のデメリットも存在します。
- 凝った編集や長時間配信ができない
- まだ世間への浸透度は低い
凝った編集や長時間配信ができない
ボイシーでは、動画編集サイトや音声編集サイトのような凝った編集や他コンテンツのような長時間録音ができません。
まず、ボイシーには細かな編集機能がついていません。
気軽に録音して、配信が出来きさらにリアルな音声を届けることができる点では、メリットでもあります。
しかし、音声編集をがっつりしている人や、編集に慣れている人はボイシーのあえてのリアルさに満足がいかないかもしれません。
更に、ボイシーでは10分程度の配信時間が基本となります。
長い時間ラジオ番組のように配信をしたいという人にも、ボイシーは向いていません。
その代わり、1つのテーマに絞って話すことができ、リスナーは興味がわきやすいというメリットがあります。
まだ世間への浸透度は低い
ボイシーの知名度は年々上がっていますが、他のSNSなどのコンテンツに比べると、ユーザー数は少ないです。
音声コンテンツ業界で、利用者は増えてきていますが、やはりYouTubeやInstagram、Twitterなど、目で見て楽しむコンテンツを利用する人が多いです。
更に、広告収入についても、YouTubeブログの方が、報酬が高くそちらの運用だけで手一杯の活動家も多いでしょう。
ボイシーはメインの稼ぎではなく、他コンテンツやあなた自身をより魅力的に見せるため、宣伝効果を狙って利用するほうが良さそうです。
ボイシーで配信者になるには??
ボイシーは、誰でも配信が出来るわけではなく、審査が必要になります。
応募から配信者になるまでの流れは以下の通りになります。
ボイシーにて選考が行われるため、1週間から2週間待ちます。
2週間待って連絡が来なかった場合、審査が落ちたということになります。
ボイシーの審査は厳しいの??
ボイシーの審査はとても厳しいようで、通過率最大5%ほどと公表されています。
このように審査が厳しいことから、一般の人はボイシーの審査に中々受からず、芸能人などの著名人や、ブロガー、漫画家などある分野で活躍している人が配信を行っているのが現状です。
リスナーはよりレベルの高い配信を聞くことができますが、配信者にとっては中々厳しい審査になっています。
今配信者として審査が通っている人の多くは、他に活動の基盤があり専門的な知識を持っています。
そのため、チャンネルで配信する内容はもちろん、声質や滑舌は聞き取りやすいか等、総合的に判断され、配信者が選ばれています。
審査の細かな基準は公表されていませんが、ボイシーのレベルを上げることができる配信者が選ばれているようです。
ボイシーの収益化には条件はある??
ボイシーの収益化には基本的に条件はありません。
配信者になるための厳しい審査に通れば、誰でも収益化することが可能です。
しかし、「プレミアムリスナー」という機能だけは、条件があり、その内容は配信者である方でしか公開されていないらしいです。
ボイシーで収益化する方法
ボイシーでの収益化方法は、大きく以下の4つあります。
- 差し入れ
- 有料放送
- プレミアムリスナー
- スポンサー/タイアップ
それぞれ詳しく説明していきます。
差し入れ
差し入れは、いわゆる投げ銭のようなもので、リスナーがバーチャルのアイテムを買うことで、配信者にお金が渡たります。
誕生日などのイベントの時に利用されます。
有料放送
有料放送は、自分の放送に価格を付けて販売できる方法です。
この価格は配信者が自由に設定することができます。
プレミアムリスナー
プレミアムリスナーとは、リスナーが毎月サブスクのように月額料金を支払うことで、特別な配信を聞くことができる機能です。
いわゆる有料会員限定コンテンツのことで、限定された人のみが聞ける放送になり、配信者はファンクラブやオンラインサロンのように活用できます。
例えば、普段誰にでも聞いてもらえる配信では、自分の得意分野についてトークテーマをつけて配信をしている人が、コアなファンのみが楽しんでくれるような、雑談を配信しています。
他にも、専門分野について話している内容のもっと詳しいことを有料版で配信したり、活用方法は様々です。
配信者と、一部のリスナーのみがより特別な関係になることができます。
スポンサー
スポンサーとして企業にスポンサー料をもらうことで、収益を得ることができます。
Voicy Branding Programで得られる収入で、配信者がリスナーに企業のサービスや商品の情報を宣伝する必要があります。
例えば、子育て世代の忙しいママさんへ向けた配信を行っているチャンネルでは、便利に商品を購入できる通販会社とのタイアップ放送を行っています。
他にも、パーソナリティがスポンサー企業のサービスをトークテーマにして配信を行うなど、様々な角度で企業と協力し合うことができます。
起業からスポンサーの仕事をもらうことで、企業の商品が好きな人や購入予定の人があなたの放送を聞いてもらえるかもしれません。
更に、スポンサー料金ももらえるので、魅力的な収入源でしょう。
ボイシーで配信したらどれくらい稼げるの??
ボイシーで、配信した際に稼げる料金は、その人の活躍具合によって全く違うため一概には言えません。
ただし、お話しした通りボイシーのみで稼いで生活していこうと思って現在は難しい状態です。
今は、他に専門分野やコンテンツを利用している人が宣伝効果としてボイシーに期待し活動している人がボイシーの効果を生みやすいでしょう。
そうは言っても、プレミアムリスナーやスポンサー料をもらうことで、一部の人は収入を得ることができています。
プレミアムリスナーについて、料金の設定は人によって全く違いますが、月額1000円前後で設定しているのが相場でしょう。
スポンサー料金についても、特に決まった金額はなく依頼される内容や企業の規模にもよります。
ファンの数によっては10万円~100万円と大きな額をもらっている人もいるそうです。
個人で配信をするならPococha
今回の記事で個人でボイシーを始めるにはハードルが高いことがわかったと思います。
でも、中には、諦めきれず配信活動をしたいという方も多いと思います。
そんな方には国内最大級の配信アプリPocochaをオススメします。
Pocochaは、ボイシーとは違い、誰でも配信活動ができる上にギフトだけでなく、ランクや配信時間に応じて報酬がもらえるので、副業として稼ぎたい人には嬉しい機能が搭載されています。
どのアプリで配信しようか迷っている方は、この機会にPocochaの配信者として活動を始めてみてもいいでしょう。
Pocochaの魅力
- 大手DeNAが運営
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- 誰でも気軽に配信可能