プー太郎
副業おじさん
仮想通貨を取引所以外で、自分のウォレットとしてスマホで管理できるモバイルウォレットですが、今回は、このモバイルウォレットを利用するメリットや使い方などについて紹介していきたいと思います。
この記事を最後まで読むことで以下の3つについて理解することができます。
- モバイルウォレットの使い方
- モバイルウォレットの送金手数料
- オススメのモバイルウォレット
目次
モバイルウォレットとは??
モバイルウォレットは仮想通貨を金庫のようにスマホで安全に保管することができます。
取引所と比較して、セキュリティ性が高いことが強みです。
取引所に預けると秘密鍵は取引所が管理を行っているので、ハッキングリスクが高いです。
実際にコインチェックで約580億円の仮想通貨ネムが流出する事件がありました。
モバイルウォレットはアクセスに必要な秘密鍵を自身のスマートフォン内で管理するので、ハッキングリスクが少ないです。
専用のアプリをAppleStoreやGooglePlayからインストールして利用することができます。
モバイルウォレットの内容について下記より詳しく見ていきましょう。
モバイルウォレットを利用するメリット
決済ができる
モバイルウォレットはQRコード決済を利用して買い物することができます。
決済方法はお店側が提示したQRコードをアプリのカメラで読み込むだけです。
モバイルウォレットで保管している仮想通貨を利用して決済を行います。
ビックカメラ・コジマ・DMM.comなどの販売店で仮想通貨決済が導入されています。
海外ではスタバやケンタッキーなどで利用することができます。
日本で導入している店舗はまだまだ少ないので、海外のようにこれから普及していくと見込めます。
今は現金決済が当たり前になっていますが、これから仮想通貨決済が主流になっていくかもしれません。
秘密鍵を管理できる
モバイルウォレットは自身のスマートフォン内で秘密鍵を管理することができます。
秘密鍵はアクセス用のパスワードだとイメージして下さい。
秘密鍵がないとモバイルウォレットにアクセスすることができません。
取引所では秘密鍵の管理は取引所が行っているのでハッキングリスクがあります。
先程もお伝えした通り、実際にコインチェックではハッキングに遭う事件が起こりました
もし取引所がハッキングに遭ったり、破綻してしまったりすると預けている仮想通貨が利用できなくなります。
モバイルウォレットは秘密鍵を自身のスマートフォン内で管理しているので、セキュリティ被害に遭う確率が少なく、安全に保管することができます。
ネット環境があればどこでも利用できる
モバイルウォレットはアプリであることから、ネットに繋いでいれば時間に関係なく、どこでも利用することができます。
利用用途としては主に仮想通貨の決済・残高確認・送金・受金になります。
わざわざ銀行に行く必要もなく、支払いの時も財布から現金を出す手間がかかりません。
スマートフォンが財布代わりになるので、紛失や故障しないようにしっかりと管理しておく必要があります。
仮想通貨の需要に伴い、安全に仮想通貨を保管するためにモバイルウォレットもこれから広まっていくと予想できます。
今のうちからモバイルウォレットの利用方法を覚えておくようにしましょう。
モバイルウォレットを利用するデメリット
取り扱い仮想通貨の種類が少ない
モバイルウォレットは取り扱っている仮想通貨の種類が少ないことが課題です。
ビットコイン・イーサリアムなど主要な仮想通貨は取り扱っていますが、マイナーなアルトコインの取り扱いが少ないです。
アルトコインとはビットコイン以外の仮想通貨のことを意味します。
モバイルウォレットはアプリになるのでAppleStoreであればApple、GooglePlayであればGoogleからの許可が必要です。
この認可が非常に厳しく、マイナーなアルトコインがあれば認可を頂けないことが多いです。
これからアルトコインがもっと世の中へ普及していけば、取り扱い通貨数も増えていくでしょう。
スマートフォンが初期化すると使えなくなる
モバイルウォレットはアプリになるので、スマートフォンが故障により初期化してしまうとアクセスすることができなくなります。
故障以外にも紛失や盗難によって初期化するリスクがあります。
初期化によりモバイルウォレットにアクセスすることができなくなれば、保管していた仮想通貨を全て失ってしまいます。
対策としてデータが消えないように定期的にバックアップを取っておくことが大事です。
初期化されてしまった時は復元フレーズを利用することでデータを復元することできます。
モバイルウォレットの復元フレーズはスマートフォン内で管理するだけでなく、紙にメモをしておくようにしましょう。
モバイルウォレットに送金する際の手数料
仮想通貨をモバイルウォレットに送金する際は手数料がかかります。
銀行と同じように送金者がトランザクションごとに手数料を支払います。
ここでいうトランザクションとは送金処理のことです。
送金者が支払う手数料は2種類あります。
- マイナーに支払う手数料
- 取引所に支払う手数料
マイナーとはトランザクションに不正がないか検証する人のことです。
送金手数料の一部がマイナーに検証を行った報酬として支払われます。
送金メリットとしては仮想通貨は世界共通の通貨になるので、為替変動がないことです。
日本円や米ドルと比較して、手数料を安く、どこでも瞬時に送金することができます。
モバイルウォレットの税金の考え方について
仮想通貨は基本的に利益が発生したタイミングで税金がかかります。
仮想通貨を売却したり、保有通貨から他の仮想通貨に交換したりしたときに利益が発生します。
では送金を行うときに税金はかかってくるのか。
取引所から自身のモバイルウォレットへ送金する場合は税金がかかりません。
なぜなら自身の資産を移動しただけで利益が発生していないからです。
しかし友達や家族のモバイルウォレットに仮想通貨を送金するときは税金がかかるので注意が必要です。
日本の仮想通貨の税制度はまだ曖昧な部分が多く、しっかりと整っていません。
確定申告の際に申告漏れがないよう、事前に勉強しておくようにしましょう。
ハードウォレットとモバイルウォレットどっちが良いの??
ハードウェアウォレットとは秘密鍵を保管するための物理デバイスのことです。
ウォレットアプリをインストールし、ハードウェアウォレットをUSBからPCに接続すればアクセスすることができます。
インターネットに接続せずに仮想通貨を保管することができるのでセキュリティ性がモバイルウォレットよりも高いです。
しかし金額が1万円以上と高額な製品が多く、物理なので紛失リスクも高いです。
金額が高くても、ネットに繋がずに仮想通貨を保管したいという方にはハードウェアウォレットが向いています。
金額をかけずに保管したいという方はモバイルウォレットを利用するべきです。
ハードウォレットの利用を考えている方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
ハードウォレットでステーキングができる!?紛失時の対策や送金手数料について
モバイルウォレットの使い方
モバイルウォレットの使い方を簡単に説明させていただきます。
- アプリをインストール
- ウォレットの作成
- 取引所からモバイルウォレットで保管したい通貨を送金
モバイルウォレットは、ペーパーウォレットなどのウォレットと比べて、使い方が比較的シンプルです。
故障した場合のことを考慮してバックアップキーは必ず保管しておきましょう。
オススメのモバイルウォレット3選!!
Ginco
Gincoは日本の会社が開発したモバイルウォレットです。
AppleStoreとGooglePlayからアプリをインストールすることができます。
日本語対応で、シンプルにデザインされているので操作性が優れています。
それにHDウォレットを採用しており、SSL/TLSで通信を暗号化しているのでセキュリティ性が高いです。
HDウォレットは12個の単語を保存することで秘密鍵を一括で管理できる仕組みのことです。
SSL/TLSはクレジットカードで使われており通信を暗号化して安全に送受信する技術のことです。
Gincoは操作がしやすくセキュリティ性も高いのでオススメです。
- 日本語完全対応
- セキュリティ性が高い
- 対応通貨16種類
Ginco – 仮想通貨ウォレット
Ginco Inc.無料posted withアプリーチ
BRD
BRDは170国以上でかつ500万人のユーザーから利用されている人気のモバイルウォレットです。
日本語にも対応しており、AppleStoreとGooglePlayからアプリをインストールすることができます。
BRD社のサーバを通さないのでインストールすればすぐに利用することができ、アカウントに登録する必要がありません。
サポート面も充実しており、全ての質問に対して2時間以内に回答を頂くことができます。
またSBIグループの小会社SBIクリプトインベストメントがBRD社の将来性を見込んで、出資しているので信頼性があります。
BRDはサポート面が充実しており、世界中でも人気なのでオススメです。
- アカウント登録不要
- 世界最大級のユーザー数
BRDビットコインウォレット Bitcoin Wallet
breadwallet LLC無料posted withアプリーチ
JAXX
JAXXは90種類以上と多くの仮想通貨を取り扱っていることが特徴です。
AppleStoreやGooglePlayのアプリストアでは取り扱っておらず、JAXX公式HPからインストールする必要があります。
スマートフォンとPCのどちらからでもウォレットにアクセスすることができます。
残念なことにデザインは英語表記のみで日本語には対応していません。
弱みとしてバックアップ用の復元コードが分かりやすいことから、他のモバイルウォレットと比較してセキュリティ性が少し劣ります。
JAXXは豊富な種類の仮想通貨を取り扱っているのが強みなので、保有量が多い人にオススメです。
- 対応通貨90種類以上
- スマホ以外にも対応
Jaxx Liberty – Trade Crypto
Decentral Inc.無料posted withアプリーチ