最近ライブ配信で自社の商品を販売する人が増えてきていますが、アプリ内で直接商品の販売ができるライブ配信アプリは数少ないです。
しかし、ライブ配信で商品を販売する人には嬉しい機能がたくさん搭載されているアプリが最近誕生しました。
それが、「POPO」というアプリです。
今回は、このPOPOを配信者が利用することでどんなメリットがあるのかや投げ銭の還元率などをどこよりも詳しく紹介していきたいと思います。
- POPOで配信するメリット
- POPOでの配信方法
- POPO還元率
目次
POPOとは??
POPOとは、株式会社ポポホールディングスが運営するライブ配信アプリです。
POPOは、自らのアプリのことを「自分らしさ+自分の可能性を最大限に表現できる最新のプラットフォーム」であると、ホームページでうたっており、ライバーのポテンシャルをスマホ1つで余すことなく表現できるとしています。
また、普通のライブ配信ではなく、ライブコマースというこれまでにないショッピングの方法を提供しています。
通常のライブ配信は、ライバーが雑談をしたり、歌など披露したりして投げ銭をもらい、リスナーとのコミュニケーションを取ります。
POPOはそれだけではなく、ライブ配信でライバーが紹介した商品を、リスナーがその場で購入することができます。
例えば、服を販売するライブ配信を行っている際、着心地はどうかやその場のリアルな感覚をリスナーはコメントで質問することができる、ライブコマースというジャンルです。
SNSとECでインフルエンサーやライバーが輝ける舞台を、POPOは用意しています。
POPOで配信するメリット
POPOで配信するメリットを3つご紹介します。
ライブ配信で商品の販売ができる
POPOでは、様々なブランドやメーカーが取り扱っている商品を、自由に配信を通して販売することができます。
POPOのような、ECに特化したライブ配信アプリ以外で、自分のSNSアカウントで商品を紹介しても、何のメリットもありません。
自分も利益を得るためには、有名になりPRの依頼をそのブランドから得る方法しかなく、自由に販売というのには程遠いでしょう。
しかし、POPOであれば、POPOで出品されている商品を自分のショップで販売することができるので、企業とのタイアップという高いハードルを超えなくても、自由に紹介しても良いのです。
ライバーは自分のイメージしたことを自由に表現することができるので、本来ある自分らしさや自分の可能性を、POPOで輝かすことができます。
ライブ配信とショートムービーを使い分けられる
POPOの配信方法は、リアルタイムでおこなうライブ配信と、短い動画をあらかじめ撮影しておくショートムービーがあります。
商品を販売する場合、この2つを組み合わせることによって良い宣伝効果を得られることができます。
ショートムービーでは撮影者も時間を掛けて納得のいく動画を仕上げることができ、より商品を詳しく紹介できるムービーを考えることができます。
視聴者も動画の気になったところは何度も見直すことができ、逆に自分が興味のない所は飛ばしたり、見ないという選択肢も選べます。
その代わり、視聴者がショートムービーを見て思った疑問点は、その場で解決することができず、販売機会を逃してしまうこともあるので、その点はライブ配信でフォロー出来ます。
例えば、ショートムービーをあげた日の夜に、その商品のライブ配信をするスケジュールにしておけば、ショートムービーを見てその商品が気になった人がライブを見に来てくれるでしょう。
ライブ配信中に商品を購入してもらうこともできるため、販売機会も逃しません。
このように、商品を販売したいライバーはPOPOでライブ配信とショートムービーを組み合わせることで、より良いマーケティングができます。
実店舗を持っている人は「シティー機能」が嬉しい
POPOには「シティー機能」という、ターゲットを絞り込める機能があります。
シティー機能は、簡単に言うと位置情報の共有です。
実店舗を持っているライバーがその付近のエリアに居る人にのみ、位置情報でターゲットを絞り込むことができ、視聴を促すアプローチをすることができます。
例えば、少し外れた街にある服屋さんが、ライブ配信をして都会に住んでいる人に見てもらっても、わざわざ来てくれる可能性は低いです。
しかし、近くに住んでいる人のオススメにそのライバーのアカウントが流れたら、ちょっと見てみようかなという気持ちになってくれるかもしれません。
このようにシティモードは、ターゲットを無駄なく絞れる機能ですごく便利です。
POPOで配信するデメリット
POPOで配信するデメリットをご紹介します。
購入してもらうまでの道のりは長い
POPOのライブコマース機能は、便利な機能ですが、実際に購入をしてもらうまでは簡単な道のりではないことを理解しておきましょう。
まず、商品を販売するためには、その商品について詳しくなっておく必要があり、ライブ配信で良さを伝えるのであればトーク力が必要です。
更に、ショートムービーの構成を一生懸命考え、作成しても見てもらう人がいないと意味がありません。
逆に見てもらうことができても、商品の良さが伝わらなかったら購入に繋がらないので、購入までには様々な工夫をしなければなりません。
だれでも始められるという点はメリットですが、始めたからといって簡単に紹介して売れるという楽な世界でないことは、認識しておきましょう。
投げ銭機能をメインとした収入は薄れる
POPOは、ライブコマースで商品を販売する方法以外に、投げ銭で収入を得られることができます。
しかし、有名なライブ配信アプリには知名度はおとり、ユーザーも少ないため、投げ銭を行ってくれる母数が少ないです。
また、POPOはライブコマースの魅力を前面に出しており、アプリを利用したいと思ったユーザーも商品を購入するためという人が多いです。
そのため、投げ銭をしてライバーを推したいという人は、他のライブ配信アプリに比べてどうしても少なくなってしまいます。
POPOの稼ぎ方
POPOの稼ぎ方は2種類あります。
ライブやショートムービーへの投げ銭
POPOでは、ライブ配信やショートムービーで投げ銭を受けることができます。
ライブ配信では、配信中に見に来てくれた人が画面に映っているプレゼントマークを押して、簡単に投げ銭をしてもらうことができます。
また、ショートムービーではまず、リスナーにショートムービーをお気に入り登録してもらう必要があります。
ライブ配信中に投げ銭ができるのは、ライブ配信業界ではほとんどのアプリにある機能ですが、撮影してあるムービーに投げ銭ができるのは、他にない機能です。
商品の購入
商品を購入してもらうことによって、その商品に対しての還元を得ることができます。
より多くの人に購入してもらえるよう、商品紹介の配信方法やショートムービーの録画方法、あなた自身を魅力的に移せるよう工夫をしましょう。
紹介できる商品は、様々なブランドやメーカーがあるため、自分が使ってみて良いと思ったものや、自分のイメージに合ったものを紹介すると良いです。
逆に見境なく、商品を紹介するだけでは魅力が伝わらないのはもちろん、あなた自身のイメージが悪くなってしまうので注意しましょう。
POPOの還元率
POPOの還元率は、当サイトの調べによると70~80%ということがわかりました。
POPOでは、まず、ポポポイントというものをリスナーが料金を支払って購入します。
ポイントは、デバイスによって異なります。
- Androidの場合:80pt=10円
- iOSの場合:70pt=10円
リスナーはそのポイントを使ってアイテムを購入します。
アイテム分のポイントがライバーに付与されますが、そのポイントは100pt=1円で換金されます。
つまり、リスナー支払った現金に対して、70~80%ライバーに還元されていることが予想されます。
POPOはどれくらい稼げるの??
POPOで稼げる額は、投げ銭や商品がどれだけ購入されるかによって変わるため、一概にどれくらいの額を稼げるのかお伝えすることはできません。
POPOで配信を始めたい場合は、どれくらいの額をどの期間で稼ぎたいか、目標を立てることをオススメします。
例えば、月に5万円投げ銭で稼ぎたい場合、50,000pt分のギフトを得る必要があり、毎日1回ずつ配信をした場合、約1,600pt分のギフトを得ることが目標となります。
まずは、自分がどれくらい稼ぎたいかイメージして、今回の配信ではどれくらいのギフトをもらう必要があるのか目標をたてながら挑みましょう。
POPOでの配信方法
POPOでの配信方法を順を追ってご紹介します。
- SMS
- Apple
- LINE
今回は【Twitter】を選択します。
右下の【アプリにアクセス許可】をタップします。
今回はライブ配信を行うため右側ピンクの【LIVE配信】に進みましょう。
ふわっちと比較してみた
同じライブ配信アプリのふわっちと比較を行いました。
ふわっちと比較 | ||
---|---|---|
ふわっち | POPO | |
運営会社 | 株式会社A Inc. | 株式会社ポポホールディングス |
リリース | 2015年 | 2021年 |
DL数 | 10万件以上 | 1万件以上 |
投げ銭還元率 | 50% | 70%~80% |
ふわっちは、株式会社A Inc.が運営するライブ配信アプリです。
収入を得る方法は、投げ銭でリスナーからアイテムをもらい換金することで稼ぐことができます。
ふわっちは2015年からというライブ配信業界の中では、歴史が長いアプリで人気になったのも2017年頃という、しっかりと実績のあるアプリです。
POPOと比べると、稼ぐ方法は投げ銭しかなく不利なのではと思う人もいますが、ふわっちのリスナーは投げ銭をどんどんして、ライバーを応援しようと思う気持ちがすごく強いです。
そのため、商品の販売というより、ライブ配信でがっつり稼ぎたいと思っている方は、ふわっちをオススメします。
あくまでも商品を販売することが目的でない場合になるため、商品の販売をしていきたい人はPOPOのほうが向いています。
自分が目指すライバー像をしっかりとイメージし、どのアプリが最適か情報を集めることで、よりよいライバー活動を行うことができます。
ぜひ、あなたも最適なアプリでライブ配信の活動をスタートさせてみてください。