プー太郎
副業おじさん
今回は、このTerra(LUNA)はどういった通貨なのかや購入方法などについて紹介していきたいと思います。
この記事を最後まで読むことで以下の3つについて理解することができます。
- Terra(LUNA)の将来性
- Terra(LUNA)の特徴
- Terra(LUNA)の購入方法
目次
Terra(LUNA)ってどんな通貨なの??
Terra(LUNA)(テラ)とは米ドルや韓国ウォン等に連動したステーブルコインです。
テラとはブロックチェーンの名称にも用いられており、Terra(LUNA)のブロックチェーンの独自トークンを「LUNA」と呼ばれています。
- Terra(LUNA)・・・ステーブルコイン名、ブロックチェーン名
- LUNA・・・独自トークン、ガバナンストークン
そんなTerra(LUNA)は、仮想通貨のボラティリティ(価格変動)の大きさの問題を解消し、ステーブルコインを使って決済利用することを目指して始まったプロジェクトです。
例えば、ビットコインの場合1万円分のビットコインを購入したのに、価格の暴落により半額の価値になることもあり得ます。
そのため、決済利用には向いていません。
今回は、決済利用を目指すTerra(LUNA)の魅力や将来性について解説していきます。
Terra(LUNA)の魅力
ステーブルコインの発行ができる
Terra(LUNA)のステーブルコインである「UST」は米ドルに連動しているコインで、他にも韓国ウォンに連動した「Terra(LUNA)KRW KRT」等のステーブルコインが発行されています。
ステーブルコインとは、BTC(ビットコイン)等の仮想通貨の価格変動の大きさを改善するために作られたコインで、法定通貨に連動して価格が決まっています。
例:1ドル=1UST
「仮想通貨は決済利用できないから流行らない」という今までの考え方は、ステーブルコインを使う事によって解決できます。
また、Terra(LUNA)は時価総額ランキングでも上位に位置付けているため今後更に拡大することも考えられます
本記事執筆時点でTerra(LUNA)はステーブルコインの時価総額ランキングで14位となっています。
独自のシステムで価格を安定させている
Terra(LUNA)ブロックチェーンはUST(米ドルに連動)等のステーブルコインの価格を安定させるために、独自のシステムを用いています。
Terra(LUNA)は、LUNA(Terra(LUNA)の独自トークン)の発行を調整する事で価格を安定させるシステムになっています。
例えば、USTの価格が1ドルより下回った場合(供給過剰)には、Terra(LUNA)ブロックチェーンのシステムがLUNAトークンを使ってUSTを買う事で、USTの供給量を減らし価格を安定させます。
しかし、Terra(LUNA)のステーブルコイン価格を安定させるためには、LUNAトークンの価格が長期的に上がり続る必要があります。
もし、LUNAトークンの価格が下がってしまった場合はTerra(LUNA)の価格を保てなくなる可能性もあるので注意しましょう。
スマートコントラクトの機能がある
スマートコントラクト機能で有名なものにイーサリアムがありますが、Terra(LUNA)にもスマートコントラクトの機能があります。
スマートコントラクトとは、簡単に言うと「ブロックチェーン上に書かれたルールブック」です。
スマートコントラクト機能を使う事で、DEXやDeFiなどのサービスやシステムを作る事が可能になります。
Terra(LUNA)の目指す決済利用には、このスマートコントラクトが欠かせません。
また、Terra(LUNA)は独自のブロックチェーン上で動いているためイーサリアムの問題である処理速度の遅さやガス代の高騰等の問題を抱えにくいため、より日常利用に適した仮想通貨になっています。
ステーキングができる
Terra(LUNA)では2021年3月に「Anchor」という預金プラットフォームをリリースしました。
Anchorでは、仮想通貨を預ける事でステーキング報酬を得る事ができる仕組みになっています。
ステーキングとは、ブロックチェーン上に自分の仮想通貨を預ける事でその対価として報酬がもらえる仕組みです。
Anchorを例にすると、Terra(LUNA)のステーブルコインであるUSTを預けた場合、年利20%で運用する事ができます。※年利は変動します。
ちなみに、皆さんが預けている大手銀行の普通預金の年利は0.001%です。
100万円を預けたとして、10年後に100万100円になります。
年利が20%という事のすごさがわかると思います。しかし、ステーキングにはリスクもあるため、仮想通貨やブロックチェーンの知識が必要になるので注意が必要です。
他のブロックチェーンと接続が可能
Terra(LUNA)のブロックチェーンは コスモスの開発キットである「Cosmos SDK」で作られています。
コスモスは、様々なブロックチェーンの相互運用を目指すプロジェクトです。
それぞれのブロックチェーンが他のブロックチェーンと仮想通貨の送金やデータのやり取りができる様に取り組んでいます。
コスモスを使う事により、同じスマートコントラクトプラットフォームである「イーサリアム」には無い優位性を獲得しています。
他のブロックチェーン同士で相互運用が可能になる事で、送金が簡単に行える様になります。
また、特定のブロックチェーンに取引が集中する事がなくなるので処理速度やガス代(手数料)を抑えるといったメリットがあります。
処理速度やガス代の問題は、日常的な利用を目指すTerra(LUNA)にとってはすごく重要なものになり、これからのTerra(LUNA)の成長に大きく影響してくるでしょう。
Terra(LUNA)が今後上昇する要因とは??
Terra(LUNA)が今後上昇する要因として、大きな企業との提携が挙げられます。
最近だと、2022年の2月にメジャーリーグの「ワシントン・ナショナルズ」とスポンサー契約を結びました。
これにより、Terra(LUNA)の価格は上昇しました。
今後も様々な企業と提携していきTerra(LUNA)の信用度や知名度も高まることで、Terra(LUNA)の成長や価格の上昇が期待できます。
Terra(LUNA)を購入するリスク
他の仮想通貨の暴落の影響を受けやすい
Terra(LUNA)のリスクとして、外部要因の影響を受けやすいというものがあります。
2021年の5月にビットコインが大暴落した際に、LUNAも影響を受け価格が70%以上も下落してしまいました。
ビットコインの大暴落はTerra(LUNA)だけではなく他の仮想通貨にも影響を与えています。
他の仮想通貨やブロックチェーンがハッキング被害にあった場合、市場全体への不信感や不安が生まれるため全体的に下落してしまうという仕組みになっています。
最近では仮想通貨の大暴落もあまりなく大きなハッキング等も起きていないため市場全体のセキュリティが安定してきていて、今後も更に安定に向けて成長していく事が考えられます。
Terra(LUNA)では、2021年のビットコインの大暴落の経験を踏まえて、システム強化の改善策を打ち出しています。
この改善策により、Terra(LUNA)ステーブルコインの価格の安定性が強化される事が期待されています。
しかし、今後仮想通貨の規制が強化される等の外部要因を受けてしまう事には変わりはないため、仮想通貨関連の情報収集は必要になってきます。
Terra(LUNA)の需要の低下
Terra(LUNA)の特徴でもある、LUNAトークンを使ってTerra(LUNA)のステーブルコインの価格を安定させる仕組みはTerra(LUNA)の需要が低下した場合崩壊してしまいます。
例えば、Terra(LUNA)のステーブルコインの価格が目標値より少ない場合LUNAを新規発行してTerra(LUNA)の価格を安定させます。
そのため、Terra(LUNA)のステーブルコインが下がれば下がるほどLUNAも下がってしまいます。
LUNAの価値がどんどん下がった場合、Terra(LUNA)のステーブルコインは価格を保てなくなりシステム自体が崩壊してしまう恐れがあります。
このリスクを回避するためには、Terra(LUNA)のステーブルコインの需要を上げるために経済圏の拡大や新規プロジェクトの開発が不可欠になってきます。
Terra(LUNA)の将来性について
今後のTerra(LUNA)が成長するためには、Terra(LUNA)のステーブルコインの価格維持と取引量の増加が欠かせません。
そこで、Terra(LUNA)のステーブルコインの取引量拡大のために今後も様々な新規プロジェクトが出てくる事が予想されます。
今までは韓国をはじめとする東南アジアのEC企業と提携して、決済手段にTerra(LUNA)のステーブルコインを利用できる様に環境を整えてきました。
実際に韓国では、韓国ウォンに連動したステーブルコイン「KRT」で決済が可能になっているものも出てきています。
この実績を持ってTerra(LUNA)は市場を東南アジアに留まらず、欧米諸国等に拡大していく事が予想されます。
また、Terra(LUNA)ではDeFiに関連する新たなアプリケーション開発にも力を入れていることからも市場はどんどん拡大していく事が期待できます。
Terra(LUNA)の開発会社ってどんな会社??
Terra(LUNA)は2018年に韓国のソウルを拠点としている、「Terra(LUNA)form labs有限責任株式会社」によって作られた仮想通貨プロジェクトの中のステーブルコインです。
創業者は、韓国のEC事業に精通している「ダニエル・シン氏」とマイクロソフト社やApple社での勤務経験があり、ソフトウェアエンジニア分野の専門家の「ドゥ・クォン氏」の2名がタッグを組み作られたのがTerra(LUNA)のプロジェクトです。
Terra(LUNA)は、「ブロックチェーン版の PayPal」になることを目指しています。
つまり、Terra(LUNA)を使って日常的な決済を可能にするという事です。
また、Terra(LUNA)はベンチャーキャピタルである、Binance LabやOKEx等から出資を受けていることからも、期待の大きさがわかります。
Terra(LUNA)に投資すべきか
Terra(LUNA)の魅力でも説明した通り、Terra(LUNA)には今までの仮想通貨には無い特徴があり、韓国で決済利用されている実績もある為全世界に拡大していく可能性が十分に考えられるので、投資する価値はあります。
また、Terra(LUNA)は今まで様々なプロジェクトが出た後やBinanceへの上場等の要因で価格が上がってきています。
また、先ほども説明した通りTerra(LUNA)は今後も市場の拡大や新規プロジェクトの立ち上げ等が予想されます。
今までのプロジェクト発表後の価格高騰の様に今後も高騰する可能性は十分にあります。
しかし、先述した通りリスクもあるので投資する際は理解した上で行いましょう。
現在Terra(LUNA)は日本の取引所に上場していない為、海外取引所での取引が必須になります。
次の項でTerra(LUNA)が購入できる取引所を紹介いたします。
Terra(LUNA)はどこで買えるの??
ここまで、Terra(LUNA)の特徴や将来性等について解説してきました。
Terra(LUNA)に興味が湧いた方の中には実際に購入したい方もいるかと思いますので、購入できる取引所を紹介します。
Terra(LUNA)は先述した通り、国内取引所には上場していないため海外取引所で取引をしていきます。
海外取引所の中でもオススメなのが、「バイナンス」です。
バイナンスは、世界業界No.1の仮想通貨の取引実績があり、日本人の方も多くの方が利用されています。
海外取引所には今まで登録したことないし、少し抵抗があるという方は、こちらの記事を参考にして登録を進めてください。
バイナンスに登録する手順を画像で解説!!本人確認の失敗する原因や危険性について
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Terra(LUNA)の買い方
ここでは、バイナンスを利用したTerra(LUNA)の購入方法を紹介していきます。
Terra(LUNA)を買うには、以下の通貨のいずれかが必要になってくるので、事前に準備しておきましょう。
- USDT
- BUSD
- EUR
- TRY
- BNB
- BTC
- ETH
- GBP
- UST
- BRL
- AUD
- BIDR
Terra(LUNA)の買い方は、以下の通りです。
ここでは、例として、「LUNA/USDT」をタップします。
すると、自動的に「合計(USDT)」が入力されるので、金額に問題なければ、「LUNA購入」をタップします。
これで購入完了となります。
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