プー太郎
副業おじさん
今回は、Makuakeの魅力や掲載されているプロジェクト、支援方法についてどこよりも詳しく紹介していきます。
- Makuakeって何??
- 0次流通市場に興味がある
- クラウドファンディングを始めたい
この記事はこのような方にオススメの内容となっております。
Makuakeとは
Makuakeは、株式会社マクアケが運営している購入型クラウドファンディングサービスです。
「生まれるべきものが生まれ 広がるべきものが広がり 残るべきものが残る世界の実現」というビジョンを掲げ活動を行っています。
サービス内容は、事業を行うため支援金が欲しい実行者が、プロジェクトのリターンを応援購入してもらえるサポーターを募集します。
サポーターは、プロジェクトが形になっていく様子を応援し、事前に約束していたリターンを受け取ることができる契約を結びます。
その契約を結ぶ場として実行者とサポーターがマッチングをする場を、WEB上で提供しているサイトがMakuakeです。
契約を結ぶだけではなく、プロジェクトごとに担当者が付き、支援を募るためのサポートを行います。
株式会社マクアケは、Amebaブログで有名な株式会社サイバーエージェントのグループ会社が運営しています。
株式会社マクアケは、クラウドファンディング業界の中ではまだスタートしたばかりの位置づけですが、株式会社サイバーエージェントの力を借りて業績、知名度共に急成長しています。
Makuakeの魅力について
Makuakeの魅力を4つに絞って説明します。
国内初のクラウドファンディングで上場
Makuake は、2019年12月に東証マザーズ上場をしており、クラウドファンディング業界の中では国内初の業績です。
また、上場をしてからの実績が大幅に伸びており会員ユーザーの基盤をしっかりと固めてきています。
上場前と上場後の比較 | ||
---|---|---|
上場前 | 上場後 | |
プロジェクト数 | 538件 | 890件 |
会員数 | 508,735人 | 746,553人 |
(Makuake決済資料よりhttps://www.makuake.co.jp/ir/library/presentations/)
プロジェクト数、会員数が特に伸びていますが、この伸び幅は実行者の需要が高まっていることが大きな理由です。
サポーターからすれば、実行者の考案する商品が増えているということなので、支援の選択肢が増え、理想の商品・サービスに出会える機会も増えます。
0次流通市場に特化し新製品・新サービスを応援
Makuakeは、0次流通市場に特化したビジネスモデルを持っており、新製品・新サービスを応援するプラットフォームを実施しています。
実行者は、Makuakeのプロジェクトで応援購入を募ることによって、新しい自社の製品・サービスが一般的にどれくらいの反響があるのか、見定めることができます。
サポーターにとっては、一足先に新しい製品・サービスを体験できる絶好のチャンスです。
有名になる前にトレンドの商品に目をつけることができるので、普段使いするだけではなく、業界によっては新たなビジネスを考える種にもなります。
また、実行者とサポーターを取り持つMakuakeも応援購入をされるほど手数料も多く得られるため、3者がwinwinの関係を作れます。
親会社の後ろ盾がある
Makuakeは、Amebaブログの提供を行っている有名な株式会社サイバーエージェントのグループ会社です。
今までにMakuakeは、飲食や映画製作の分野で国内NO.1の資金調達を成功したこと等、様々な素晴らしい実績を残しています。
Makuakeが高実績を残している裏には、親会社サイバーエージェントが培った情報発信力や周りを巻き込むノウハウが、有効的に動いていることは間違いありません。
特にWEBやSNSを利用した取り組みの広告は、サイバーエージェントが得意とする分野であり、MakuakeのPRは素晴らしく効率的でした。
効率の良い広告の成果が強く出て、団体や他企業に事業をアピールすることができています。
寄付型の『Makuake ガマメント』という選択肢
Makuakeが通常行っているクラウドファンディングは購入型ですが、同時に『Makuakeガマメント』という寄付型クラウドファンディングも行っています。
Makuakeガマメントとは、地方自治体が実行者として複数のサポーターから寄付を募る取り組みです。
あらかじめ設定されていた返礼品が届きますが、あくまでも地方自治体が募るクラウドファンディングであるため、寄付型となります。
寄付型となると、所得の手続きを行う確定申告の際に、所得税・住民税から税金の一部が控除されます。
ただ寄付をするだけではなく、税金対策もできるのがMakuakeガマメンとの良い所です。
しかし、通常のMakuakeが行っている購入型クラウドファンディングについては、税金の控除はありませんので注意しましょう。
Makuakeにはどんな案件があるの??
『この世界の片隅に』のアニメ映画化を応援
目標金額:21,600,000円
劇場用アニメ映画『この世界の片隅に』の公開を実現するため応援メンバーを募集
結果
応援購入額:39,121,920円
サポーター数:3,374人
原作者や監督の思いに共感した人たちが応援メンバーとして多数支援されました。
リターン
・制作支援メンバー会員に登録(メンバー証・缶バッジプレゼント)
・監督を囲んで行う制作支援メンバーミーティングに参加
・描きおろしイラストのプレゼント
・本編のエンドロールに名前をクレジット
GODJ Plus 世界初!A4サイズのDJシステム
目標金額 20,000,000円
コンパクトA4サイズに、DJに必要なすべての機能を詰め込んでいるDJシステムを販売
結果
応援購入額 53,037,600円
サポーター1,292人
高性能、コンパクトサイズがユーザーの心に刺さり購入するサポーターが続出しました。
リターン
・GODJ Plusの完成品
・GODJ Plus完成品に「GODJ-C」というGODJの廉価版をセット
Makuakeで応援購入する方法
Makuakeで応援購入をする方法を説明します。
Makuakeの公式ホームページにアクセスし、【ログイン】を押下します。
- メールアドレス
- LINE
- Yahoo!
- Apple
今回は例として『猿谷一家から完全会員制の隠れ家焼き肉』を2,000円応援購入します。
※支払い方法の詳細は次の章で説明しています。
以上が、Makuakeでの応援購入の方法です。
Makuakeの支払い方法について
Makuakeの支払いは以下から選択することができます。
- クレジットカード
- コンビニ
- 銀行振込
- ネットバンキング
・決済日はプロジェクトの募集方法によって違いがあり
・3,000円未満の場合クレジットカードの支払いは不可
コンビニ決済
・セブンイレブンは不可
・振込金額が30万円(税込)を越える場合コンビニでの支払い不可
・支払い方法:現金のみ
・支払い手続き:各店舗によって異なる
銀行振込
【取扱金融機関】
ゆうちょ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行・三菱東京UFJ銀行・りそな銀行・埼玉りそな銀行・群馬銀行・千葉銀行・横浜銀行・近畿大阪銀行・東和銀行・京葉銀行・熊本銀行
・振込金額10万円を超える場合ATMは利用不可
・一部金融機関での振り込み手続きはキャッシュカードが必要になる場合有り
・コンビニ設置のATMは利用不可
ネットバンキング決済
プロジェクトが達成しなかった場合、他の方法で返金可能
Makuakeを始める前に押さえておきたいポイント
Makuakeを始める前に押さえておきたいポイントを3つ紹介します。
目標金額が上回っているプロジェクトにも応援購入できるのか
応募期間内であり、実行者が応募を締め切らない限りは、目標金額が上回っているプロジェクトでも、応援購入することが可能です。
実際に、目標金額を大きく上回りプロジェクトが成立しているものもあります。
購入後途中解約できるのか??
原則として、サポーター都合の解約は不可です。
利用規約第7条(プロジェクト成立及びキャンセル)3項抜粋
サポーターによる応援購入の完了後のキャンセル及びプロジェクト実行者によるプロジェクトの中止は、本利用規約の規定に従ってのみ行われるものとし、それぞれ、任意のキャンセル又は任意の中止はできないものとします。
手数料はかかるのか??
応援購入の際にかかる振込手数料は、サポーター負担となります。
手数料が掛かる振込方法は、銀行振込のGMOあおぞらネット銀行、バーチャル口座です。
振込手数料の負担額は、各振込先よって異なります。
CAMPFIREと比較してみた
Makuakeと同じく、購入型クラウドファンディングで人気のCAMPFIREと比較した内容をまとめました。
他社と比較 | ||
---|---|---|
CAMPFIRE | Makuake | |
運営会社 | 株式会社CAMPFIRE | 株式会社マクアケ |
設立 | 2011年 | 2013年 |
プロジェクトの種類 | 幅広いジャンル | 0次流通市場に特化 |
累計プロジェクト数 | 4.7万件以上 | 1万5,000件以上 |
累計流入額 | 390億円超 | 250億円超 |
募集方法 | ・All-or-Nothing方式 ・All-in方式 |
・All-or-Nothing方式 ・All-in方式 |
CAMPFIREは、株式会社CAMPFIREが2011年から運営している購入型クラウドファンディングです。
Makuakeに掲載されるプロジェクトのビジネスモデルは、新発売の商品や、まだ未完全の商品をサポーターに応援購入してもらう0次流通市場に特化しているものです。
一方CAMPFIREは、特化しているものはなく幅広いジャンルでプロジェクトの掲載を行っています。
累計プロジェクト数は、CAMPFIREの件数の方が数倍多くそれに伴った、累計流入額もCAMPFIREが上回っているため規模の違いが明確にわかります。
この2社を比較した際、商品・サービスを購入するクラウドファンディングに支援したいと自分の方針が決まっている人はMakuakeがお勧めです。
また、幅広いジャンルで様々なプロジェクトを見たい人は、CAMPFIREを選択することをお勧めします。
Makuakeはこんな人にオススメ!!
Makuakeは、支援する資金を集めるだけが目的のクラウドファンディングではありません。
新商品・新サービスのプロジェクトを行うことで世間の需要を図ることができたり、改善点を見つけることができる等、0次流通市場としての役割があります。
Makuakeは応援購入をして、大きな利益を得たいという使い方はできません。
実行者の思いに賛同できた場合や、その商品が応援購入の価格で欲しいと言った場合に利用するのがお勧めです。
Makuakeのプロジェクトには、様々な業界の新しい商品やサービスを見ることができます。
Makuakeで人気になっているものや、自分で良いと思ったものはこれから次に世間で流行るものの1つになる可能性が高いです。
未来の流行りの商品・サービスをMakuakeのサポーターを通して、是非応援してみてください!