プー太郎
副業おじさん
SBIグループが運営しているクラウドファンディングサービス「SBIソーシャルレンディング」ですが、ユーザー数も多く、今からこのサービスを利用して投資を始めようと思っている方も少なくないと思います。
ですが、始める前にせめてどういったサービスなのかは理解しておきたいですよね。
そこで今回は、このSBIソーシャルレンディングのメリット・デメリット、始め方や評判などについてどこよりも詳しく紹介していきたいと思います。
- SBIソーシャルレンディングって何??
- 少額からクラウドファンディングを始めたい
- 融資型クラウドファンディングに興味がある
この記事はこのような方にオススメの内容となっております。
SBIソーシャルレンディングについて
SBIソーシャルレンディングは、資金を借りたい企業と、資金を運用したい投資家を結び付けるサービスを提供しています。
これを俗に融資型(貸付型)クラウドファンディングと言います。
企業は、銀行や証券会社から借りるよりも少ない利息でお金を借りることができ、投資家は口座に貯金をしておくよりも高い利息を得られます。
このような企業と、投資家をマッチングさせているのがSBIソーシャルレンディングです。
また、投資家は少額から企業へ投資を行うことができるので、投資初心者や、副業としても注目されています。
設立日:2008年1月24日
資本金:1,000万円
所在地:東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー
SBIグループ運営
SBIソーシャルレンディングで稼げる仕組み
SBIソーシャルレンディングで稼げる仕組みを知るためには、まず、融資型クラウドファンディングの仕組みを知りましょう。
融資型クラウドファンディングのサービスを提供しているSBIソーシャルレンディングでは、ファンド案件ごとに運用期間、利回りが異なります。
投資を行う前に、募集概要としてそれらの基本情報が掲示されています。
そのファンド案件ごとに掲示されている運用期間が終了すれば、投資を行った資金+利息分が返ってきます。
利回りについてはそこまで大きな数字ではないため、ハイリターンの投資ではありません。
ただし、貸し倒れが起こるリスクが低いため、利息が1%もつかない銀行口座へ貯金をするよりも、良いお金の使い方なのかもしれません。
SBIソーシャルレンディングのデメリット
貸し倒れリスク
SBIソーシャルレンディングを始め、融資型クラウドファンディングは元本が保証されていません。
元本が保証されていないと、稼ぐために投資を行っても約束した利息がもらえないリスクがある上に、そもそも投資をした資金が返ってこない可能性があります。
投資した資金が、返ってこず投資家の損失になることを貸し倒れといいます。
貸し倒れが起きると、金銭はもちろん時間も無駄にしてしまうので、極力リスクを最小限に抑えたいものです。
リスクを分散させるため簡単にできることは、一つのファンド案件に資産全てをつぎこまないことです。
万が一貸し倒れが起きてしまっても、資産の1割程度であれば損失を最小限に抑えられます。
先着での応募方法
SBIソーシャルレンディングの応募方法は、先着順です。
ファンド案件の募集がかかる日程、時間は事前に告知されています。
一斉に投資家はそのファンド案件に応募ができるのですが、人気なファンド案件は、クリック戦争が起こります。
人気すぎるとすぐに応募が締め切られてしまい、1クリックの差で応募ができないこともあります。
抽選の応募方法を採用している他社もありますが、SBIソーシャルレンディングは先着での応募方法を行っております。
ロールオーバーされる可能性もある
ロールオーバーは、投資家が資金を企業へ融資をし全ての運用も終了した後、出資金が余ってしまった場合に起こります。
資金が余ると、そのファンド案件ではもう使われず、違う同種のファンド案件へ自動的に繰りこされます。
あくまでも自動的に繰り越されるので、新たに投資家が出資先の企業を選ぶことはできません。
意図していたファンド案件に投資ができない可能性と、予定していた期間に資金が引き出せない場合があります。
SBIソーシャルレンディングのメリット
規模の大きさがわかる好実績
2020年の9月末時点でSBIソーシャルレンディングは、融資残高449億円、投資家登録人数約57,433人という実績を公表しています。
他社に比べて規模の大きさが目立ちます。
また、SBIソーシャルレンディングは、2011年からサービスの提供を行っていますが、右肩上がりに業績を伸ばしています。
SBIソーシャルレンディングの良い所は、その実績をホームページでわかりやすく掲載している所です。
最新の実績がわかるので、投資家からしても安心して投資を行うことができます。
SBIグループ100%出資
SBIソーシャルレンディング株式会社は、SBIグループに属します。
SBIグループは、SBI証券・住信SBIネット銀行などで有名なサービスを展開しており、SBIソーシャルレンディングもその仲間です。
SBIソーシャルレンディングの運営サイト自体は、上場はしていませんがSBI証券は上場しているので、経営の面で安心ができるでしょう。
クラウドファンディングを始める際に、可能性としては低いですが、クラウドファンディングサービスを運営している企業が倒産してしまうというリスクもあります。
SBIソーシャルレンディングの場合は大手企業の後ろ盾があるため、倒産の可能性は低いでしょう。
ただし、有名な企業だからといって100%安心というものは、もちろん存在しません。
十分リスクを頭に入れておいてください。
利回りの幅が広い
SBIソーシャルレンディングは、ファンド案件を多く取り揃えており、利回りの幅が広いです。
2.5%~10.0%と低く安定的なものから、融資型クラウドファンディングの中では、チャレンジングな10%と言う利回りもあります。
平均的には、6%くらいの案件が多いでしょう。
利回りの幅が広いと、投資先の運用サイトを変えなくとも好みのファンド案件を選ぶことができます。
ただし、利回りが高すぎる案件は良い点ばかりではありません。
利回りが高すぎると企業が高い利息を払えなく、遅延が起こることがあります。
その場合、貸し倒れの可能性が上がるので、ファンド案件の概要をしっかりと見極めるようにしましょう。
少額投資が可能
SBIソーシャルレンディングは、業界最低水準の1万円から投資が可能です。
クラウドファンディング以外の投資は、最低でも数十万円等まとまった資金を必要とするものが多いです。
投資で一つの案件に多額をつぎ込むことは、その分リスクが大きくなります。
特に、投資を始めたばかりの方は損失も勉強代として覚悟し、経験を積むことも必要です。
そのリスクを最小限に収めることができるは、大きなメリットでしょう。
ただし、少額の資金で大きな額を稼ぐことは難しいです。
慣れてきたら徐々に、まとまった額を一つの案件に投資してみてください。
取り扱いファンドが豊富
SBIソーシャルレンディングは、ファンド案件の種類が豊富です。
例えば、不動産を担保に入れることを条件とし貸し付けを行う『不動産担保ローン事業』や、高利回りの『海外ファンド』、具体的な資金の利用方法をもつ企業を対象として定期的に貸し付けが行われる『オーダーメイド型』等があります。
それぞれ特徴があり、応募時期も異なりますので公式サイトで随時チェックすることをお勧めします。
SBIソーシャルレンディングを始めるまでの流れ
投資を始めるためには、個人投資家の登録が必要となります。
「マインナンバー書類」と「本人確認書類」をあらかじめ準備しておきましょう。
書類が今、準備できない場合は後程実施できます。
SBIソーシャルレンディングの評判
SBIソーシャルレンディングを実際に利用している人の評判や口コミをまとめてみましたので、今から始めようと思っている方は、是非参考にしてみてください。
ソーシャルレンディングから初振込😆
毎月必ずお金がもらえるのは嬉しい♡これを再投資すれば複利になるのかな。
お金を稼ぐのも大事だけど、お金に働いてもらうのも大事!! pic.twitter.com/rEFsuSLNec
— ひので☀️せどり1ヶ月目 (@hinode_blog) October 22, 2020
SBI ソーシャルレンディング R2.2月から始めて、現在、利益はこれくらいですー!たまに五万か十万ずつ投資中〜 pic.twitter.com/hOwuEDIi1v
— akkkk (@ak2444) September 22, 2020
SBIソーシャルレンディングから今月の利息9840円。新規に出資はもうしないから、現在の出資しているものが終わるのを待つのみ。現在の運用残高約173万円。今のところ延滞なし。
あと半年くらいで全部終了するかな。リスク少なければ、放置で楽でいいけど、マネオみたいになったらと思うと怖くて— miu@FIRE目指して資産運用中 (@mmmlabo) September 17, 2020
リネットジャパンが借手のカンボジアファンド。
1年の運用期間を終え、全額償還された。3%程度の利益とはいえローリスク案件だから、銀行に預けとくよりよっぽどいいやね#SBIソーシャルレンディング pic.twitter.com/a70E1U1UF1— おなら柱 (@onaramachine) September 16, 2020
SBIソーシャルレンディングを始めるまでに知っておきたいポイント
出金手数料について
SBIソーシャルレンディングは、出金手数料はかかりません。
他社は、出金手数料がかかる場合が多いため、その点メリットでしょう。
その他にも、口座を開設する費用も掛かりません。
ただし、SBIからの請求ではありませんが資金を専門口座に入金する際、銀行口座から入金手数料がとられます。
運用側は負担してくれない費用となるので、自身の負担となります。
配当はいつ入るのか
原則、毎月15日が配当日として設定されています。
15日に支払われるのは、当月8日~翌月7日までの期間に、企業がリターンとして返してきた分となります。
例えば、1月15日に支払われるのは、12月8日~1月7日に企業からリターンのあった額です。
ただし、運営側が15日に休暇の場合は、翌営業日となります。
キャンセルはできるのか
SBIソーシャルレンディングで通常、募集期間内のファンド案件であれば、キャンセルが可能です。
ただし、募集が終了し企業への融資資金が確定した場合と、『オーダーメイド型ファンド』については、キャンセルができないので注意してください。
出資のキャンセル方法の詳細は、公式ホームページのよくある質問の欄で確認できます。
SBIソーシャルレンディングで貸し倒れはあったのか
SBIソーシャルレンディングでは、過去貸し倒れが発生しています。
10月中旬現在、運用状況のデフォルトした貸し付け元本の額として183,822,317円を掲示しています。
ただ、これらは、以前個人向けに融資を行っていた時の実績です。
つまり、今の法人向けの融資に制度が変更されてからは、貸し倒れが起きていないということとなります。
今の制度になってからは、投資家へ損失は与えていないということなので、その点は安心して投資ができます。
SBIソーシャルレンディングで紹介プログラムについて
SBIソーシャルレンディングでは、SBIポイントを特典とした、『ソシャレン』紹介プログラムを実施しています。
『ソシャレン』紹介プログラムとは、紹介する側・紹介を受ける側両方に、SBIポイント2,000ポイントがプレゼントされる制度です。
SBIポイントは、nanacoポイントやTポイントに交換できるポイントなので、持っていて損はありません。
特典の受け方は簡単で、紹介する人は定期的に送られてくるSBIソーシャルレンディングからのメールをチェックします。
そこに、紹介コードが記載してあるので、紹介を受ける人に伝えてください。
紹介を受ける方はSBIソーシャルレンディングに登録する際、紹介コードを入力します。
この手順で両方が、SBIポイントを2,000ポイントもらえます。
もし、今からSBIでソーシャルレンディングを始めようと思っている方は、この紹介プログラムを活用しましょう!!
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