プー太郎
副業おじさん
手軽にできる不動産投資として「不動産投資型クラウドファンディング」が注目されていますが、リスクが極めて低く、安定して利回りが入ることから資産運用として始める人が多く、どのサービスでもファンド募集後すぐに完売になるケースがよくみられます。
そのため、一つのサービスだけなく、複数のサービスに登録するのが投資家の中で主流となっています。
最近スタートしたA fundingを始めてみたいといった投資家達の人もいると思いますが、実際どうなの??と気になる方も多いと思います。
そこで今回は、このA fundingの魅力や始め方、評判などについてどこよリモ詳しく紹介していきたいと思います。
- A fundingって??
- 不動産投資を始めたい
- 資産運用に興味がある
この記事は、このような方にオススメの内容となっています。
A fundingってどんなサービス??
A fundingとは、不動産投資とクラウドファンディングをかけ合わせたサービスを提供しています。
そのようなサービスの形態を不動産投資型クラウドファンディングと言います。
不動産クラウドファンディングは現在注目を集めており、注目が高い理由の一つとして日銀がゼロ金利施策を始めたことがあげられます。
今や定期預金にお金を貯金しても利子がほとんどつかず、リスクをかけてでも投資をしないとお金が増やせません。
お金を稼ぐ手法の一つとして、少額から始められるクラウドファンディングを利用した投資が人気となっています。
不動産クラウドファンディングA fundingを運営している会社は、2007年に設立された株式会社AMBITIONとなります。
7年後の2014年には株式上場をしており、不動産業界で活躍をしています。
ただ、不動産クラウドファンディングの事業としてはまだまだファンド案件も少なく、これからの動向を伺う必要があります。
設立:2007年
資本金:3億8千万円
所在地:東京都渋谷区神宮前2-34-17 住友不動産原宿ビル18F
1万円から不動産投資が可能
A fundingの魅力
少額から投資が可能
不動産投資を独自で行う場合、数十万円、数百万円の資金が必要です。
ですが、クラウドファンディングの場合、匿名組合型を採用しており、複数名で資金を集め少額での投資が可能となっています。
A fundingも少額から投資が始められるようになっており、なんと1案件1万円から出資が可能となっています。
1万円という金額なら、まったく投資を行ったことのない初心者でも気兼ねなく始められます。
実際、1万円の投資金額でつく利子は少額ですが、不動産投資の流れを知る勉強代としては安い方です。
まずは1万円から、経験をつむために不動産クラウドファンディングの出資者として投資に参加してみるのも良いでしょう。
情報開示が徹底されている
A fundingは情報開示の充実さを特徴としています。
不動産の情報についてはもちろん詳しく説明されていますし、出資を行った後も現状の運用状態について、随時投資者へ共有がされています。
また、災害や天災等もしもの時には、投資者に不安をあおらないよう専用ホームページですぐに状況をお知らせする仕組みをとっています。
不動産クラウドファンディングは、基本はWEB上でしかその不動産を見ないため、情報開示が徹底されていると、安心して投資を行い運用を見守ることができるでしょう。
上場企業でレベルの高いフォローが可能
運営している記号は、株式会社AMBITIONという企業で、東京証券取引所マザーズに株式上場しています。
クラウドファンディング事業のほかにも、以下の事業を行っています。
- プロパティマネジメント事業
- インベスト事業
- 賃貸住改事業
- 不動産テック事業
- 少額短期保険事業
- 海外システム事業
不動産事業を中心に、様々な分野で活躍する企業です。
上場企業であることから、取引銀行も三菱UFJ銀行はじめメガバンクが多く安定した運営ができていると考えられます。
優先劣後投資を利用している
A fundingでは優先劣後投資を行っています。
不動産投資には、投資した不動産が値下がりするというリスクがあります。
どうしてもそのリスクを考えてしまい不動産投資の一歩を踏み出せない方もいると思います。
A fundingではそのリスクを軽減させるため、運営企業も投資家として一定額をすべてのファンド案件に出資しています。
そうすれば、もし不動産が値下がりしてしまったとしても、一定の金額までは優先的に運営会社が損失を引き受けることができます。
この方式を優先劣投資と言い、投資家の負担を少しでも軽減させる方法をとっています。
優先劣後の詳細については、次の章で説明いたします。
A funding安全性について
前章でも説明した通り、A fundingは優先劣後投資を採用しています。
そのため投資家のリスクを軽減させ、出資の安全性を保っています。
仕組みは、運営元が1つのファンド案件に対して約3割程度をあらかじめ出資しています。
もし、その案件に対して損益が発生したとしても、そのA fundingが出資した3割までなら損失を優先的に負担してくれます。
例えば、1,000万円のファンド案件があったとすると、A fundingは約300万円あらかじめ出資します。
残りの額を対象に出資者の募集をかけ、約700万円を募集額の打ち切りとします。
そのファンド案件の運用期間が終わり、もしもその案件に300万円の損失が出た場合、投資家への負担はありません。
投資家の元本割れが起きる場合は、300万円以上の損失がでた場合のみということになります。
このように元本割れに対してのリスクが軽減されているので、安全性の高い方法を取り入れていることがわかります。
A fundingで稼げる仕組み
A fundingで稼げる方法を知るためには、一般的な不動産クラウドファンディングの仕組みを学ぶ必要があります。
まず、株式会社AMBITIONが掲示するファンド案件に出資を行います。
出資金額は、自分で決めることができます。
1万円以上という条件を満たし、残りの出資金額までならばいくらでもOKです。
その出資した案件の不動産を不動産投資のプロが運用し、発生した利益を出資者に分配するという仕組みとなっています。
出資をするためには、A fundingで投資家登録を行う必要があります。
A funding はどんな案件がある??
現在募集している案件はありませんが、今まで募集がかかったファンド案件を紹介します。
A funding 第1号 不動産特定共同事業
全と南向きの一室。
分譲マンションで、こちらの物件に関してもリノベーションを実施後販売します。
- 出資総口数:875口
- 予定運用期間:6か月
- 想定分配利回り:6%
A funding 2号 不動産特定共同事業
大江戸線「西新宿五丁目」徒歩4分のワンルームマンションを投資対象としています。
リノベーションを行い販売を実施します。
- 出資総口数:850口
- 予定運用期間:7か月
- 想定分配利回り:5%
A funding 3号 不動産と特定共同事業
西新宿の、11階建ての最上階ワンルームマンションです。
この物件をリフォームして販売する計画です。
- 出資総口数:854口
- 予定運用期間:7か月
- 想定分配利回り:5%
A fundingで投資を始めるまでの流れ
投資を始めるためには、投資家登録を行う必要があるので、その流れを説明します。
A fundingを利用する上でのリスク
優先劣後投資を取り入れている不動産クラウドファンディングは、ミドルリスク・ミドルリターンというステータスです。
A fundingのファンド案件は、ほとんどが運用期間1年以内のもので構成されています。
不動産の価値が変動する1年以上の期間を要する場合が多いので物件価値低下による元本割れの可能性が低いとされています。
もちろん、絶対ではないので元本割れのリスクは否めませんがハイリスクではありません。
このように利益は出るが、リスクが少ない不動産クラウドファンディングは現在の投資の形としてすごく人気で、案件が募集後すぐに完売というのがよくあります。
WEB上ですべて行われるので押下の数秒の差で出資ができるかどうかが変わってくるほどのスピードです。
他の人がしているからといって優れているという訳ではありませんが、不動産クラウドファンディングの人気の高さが投資に優位さを物語っていると思われます。
A fundingの評判・口コミ
A fundingを実際に利用している方の評判や口コミについてまとめましたので、今から始めたいと思っている方は、参考にしてみてください。
悪い口コミ
良い口コミ
A fundingを始める前に押さえておきたいポイント
投資後の途中解約はできるか
投資後の途中解約は基本的に受け付けられておりません。
ですが、運営元の権限でやむ終えない理由があると判断した時に例外として途中解約を認めることがあります。
ただし、出資者から途中解約を申し出る場合は、書面でその旨の詳細を記し運営元の住所に送付しなければなりません。
例外の対処になるので、書面を送ったからと言って必ずしも途中解約が認められるわけではありません。
途中解約と類似の制度で、クーリングオフがあります。
クーリングオフは、出資が正式に決定してから8日以内であれば、無条件で契約解除を行うことができます。
その場合でも、クーリングオフをしたいという旨を書面で提出する必要があります。
分配金はいつもらえる??
分配金がもらえる日程は、ファンド案件それぞれに設定されているので一概には言えません。
ただ、運用が終了したら利益は確定するのですぐに投資家へと情報開示がされます。
案件にもよりますが、運用が終了してから2か月、3か月以内に分配金がもらえることがほとんどです。
分配金は自動的に、登録をした口座へ入金されます。
手数料は、運営会社持ちですので分配金が口座に入るのを待ちましょう。
年齢制限はあるのか
投資家登録をし、口座開設をするには成人であることが条件となっています。
つまり、19歳以下は投資不可という年齢制限があります。
社会人学生問わず、年齢としての制限があるので注意が必要です。
年齢については、会員登録の入力情報や、本人確認書類により運営元より確認がとられます。
CREALとして比較してA fundingってどうなの??
不動産クラウドファンディングは、現在すごく人気でこのサービスを提供している会社は多くあります。
中でも、株式会社ブリッジ・シー・キャピタルが運営するCREALは注目が高く、不動産クラウドファンディング業界でもトップレベルの業績を誇っています。
そんな今注目の高いCREALと、今回ご紹介した A fundingとの比較を一覧化しました。
CREALとA fundingを比較して | ||
---|---|---|
CREAL | A funding | |
運営会社 | ブリッジ・シー・キャピタル | AMBITION |
上場 | 非上場 | 東証一部上場 |
優先劣後の負担額 | 約1割~2割 | 約3割 |
過去案件数(2020/9/15時点) | 32件 | 3件 |
平均予定利回り | 3%~6% | 5%~6% |
A fundingの運営元は上場企業ですが、CREALは非上場です。
企業としてのビジネスに関するノウハウは、A fundingは優位にあります。
ただ、案件数が過去に少なく、不動産クラウドファンディング事業としての立ち位置は、A fundingの方がまだまだこれからという所です。
ただ、高利回りの物件が現在しめているのでこの調子で高利回りの物件を次々と掲載して欲しいという投資家からの願望もあります。
これからの事業ということで、今後も動向を追っていく必要があります。
1万円から不動産投資が可能
